■児童生徒に対する質問紙調査結果から見えてくること
▽自分には、よいところがあると思いますか
「自分には、よいところがあると思う」に当てはまると回答した割合は、小学生、中学生いずれも全国・全道と比較して高い傾向にあります。引き続き、成功体験を積み重ね、学習への意欲や良好な友人関係、進路目標の明確化につながる自己肯定感や自尊意識の醸成に努める必要があります。
▽地域や社会をよくするために何かしてみたいと思いますか
「地域や社会をよくするために何かしてみたいと思う」に当てはまると回答した割合は、全国・全道と比較して、小学生は低く、中学生は高い傾向にあります。ふるさとに愛着と誇りをもち、心豊かでたくましい子どもを育むため、今後も食農体験を含む「めむろ未来学」を中心に、地域の教育資源を生かした教育を推進していく必要があります。
▽将来の夢や目標を持っていますか
「将来の夢や目標を持っていますか」に「当てはまる」もしくは「どちらかといえば当てはまる」と回答した割合は、小学生、中学生いずれも全国・全道と比較して高い傾向にあります。学習意欲や進路目標の明確化につなげるため、今後も「めむろ未来学」をはじめ、各体験学習やキャリア教育を推進していく必要があります。
▽学校の授業時間以外に、普段(月~金曜日)、1日当たりどれくらいの時間、勉強をしていますか(学習塾で勉強している時間や家庭教師の先生に教わっている時間、インターネットを活用して学ぶ時間も含む)
家庭学習の時間は、小学生では「1時間以上」の割合が低く、全国に比べ、21ポイントも低い状況です。中学生でも「1時間以上」の割合が低く、全国に比べ、18ポイント低い状況であり、小学生、中学生いずれも家庭学習の時間に課題が見られます。
※質問紙調査結果については、無回答を除いており、各回答内容についても、小数点第1位で機械的に計算されていることから、合計が100にならない場合があります。
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