9月10日から16日は「自殺予防週間」です。「誰も自殺に追い込まれることのない社会」を目指し、集中的に啓発事業や相談事業等を実施します。2022年の自殺者数は2万1881人(前年比874人増)で、男性の自殺は女性の約2.1倍、年代別では50~60代で増加が見られています。
■大切な人の命を守るために
▽気づき
食事量が減った、普段より疲れた顔をしている、口数が減った等、身近な人の「いつもと違う」様子に気づいたら、勇気を出して声をかけてみましょう。
▽耳を傾ける
心配していることを伝え、本人の気持ちを尊重し、耳を傾けましょう。
▽つなぎ
早めに医療機関などの専門機関に相談するよう促しましょう。
▽見守り
専門機関につながった後も、温かく寄り添いながら、じっくりと見守りましょう。
■こころの健康を守るために
気持ちが落ち込む、イライラする、眠れない、食欲がない、疲れやすいなどの症状は、ストレスのサインです。強いストレスに長期にさらされることで、うつ病にかかってしまうこともあります。こころの健康を守るためには、気分転換や十分に休息をとるなど自身で早めに対処するほか、一人で悩まず、家族や友人、専門機関等に相談しましょう。
■こころの健康をチェック
「心の体温計」で、ご自身やご家族のこころの健康をチェックすることができます。
こころの悩みや自殺を考えてしまうとき、まずは相談してみましょう。
問合せ:健康福祉課保健推進係
【電話】62-9723(窓口1階2)
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