健康コラム第6回「9月はアルツハイマー月間です」

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毎年9月21日は「世界アルツハイマーデー」とされ、2012年からは9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、認知症の啓蒙活動を実施しています。
現在、日本では65歳以上の約16%(6人に1人)が認知症であると推計されています。80歳代後半になると、男性の35%、女性の44%が認知症であるとされており、誰でもかかる可能性のある身近な病気です。
認知症の症状には個人差がありますが、感情の起伏が激しくなったり、怒りっぽくなったりする症状がみられることがあります。周囲からすると、感情的な本人に対して悪い印象を持つかもしれません。しかし、本人は自分の異変に気付いて混乱し、今後の自分のことや周囲への迷惑になることなどを考え、不安に感じていることが多々あります。
認知症の症状は、病気によるものであり、病気への理解を深め、症状への対応方法を学ぶことで、当事者である本人や周囲の方が抱えるストレスや不安感を軽減し、暮らしやすい環境をつくることができます。
「オレンジカフェ」は、認知症カフェとして、(1)本人の外出や交流機会の場、(2)本人やご家族(ケアラー)のリフレッシュの場、(3)認知症や介護に関する相談や理解を深める場として、毎月第4月曜日にめむろーどにて開催しています。カフェ内では、介護現場の方から「認知症の症状への対応方法」、薬剤師の方から「お薬の飲み方」について学ぶ機会を設けたり、参加者同士で交流したりしています。認知症の方もそうでない方も、興味のある方は一度ご参加いかがでしょうか。
※オレンジカフェの申込みは、高齢者支援課在宅支援係【電話】62-9724までご連絡ください。
芽室町の認知症に関する情報は、ホームページにも掲載しています。本紙QRコードからご確認ください。

問合せ：高齢者支援課在宅支援係
【電話】62-9724(窓口1階3)