◆「TOMACAFÉ(とまカフェ) in さくらまつり」
4年ぶりに開催されたさくらまつり。今年度初の高校生カフェ「TOМACAFÉ」を出店することができました。経験者である3年生を中心に、今回はじめて参加する1・2年生が大半を占める中、準備を進めました。当日は緑ヶ丘公園から見渡す景色に笑顔で深呼吸するほどの晴天!桜の木を毎日眺めながら、どうか当日まで散らないようにと祈ってきましたが、満開の桜の下でオープンすることができました。開店時間前から、お客様に並んでいただき、用意したものは完売。「苫商生、頑張ってるね!」と声をかけていただいたことが、何よりも嬉しかったようです。その後の反省会では、次回にむけて具体的な意見を出し合っておりました。いくつかご紹介します。
【よかった点】
・はじめての挑戦で緊張したけれど、声を出すことができた。
・お互いに、作業で足りないところをカバーしあうことができた。
【改善する点】
・最初は元気よく出来ていた声出しや緊張感が、ラスト1時間足りなかった。最後まで緊張感を持とう。
・立ち止まってくれている方や、商品の説明を求めていそうな方がいらしたので、ただ販売するだけではなく、積極的にコミュニケーションを取りながら、販売したい。
・今回は珈琲のみであったが、小さなお子さんがたくさんいたので、ソフトドリンクを販売したい。季節やお客様の層をマーケティングし、販売品目を決定する。
・動線や作業台の配置を工夫し、オーダーの順に確実に提供できるようにする。
全員が意見を出し合い、新たなTOМACAFÉがスタートしたと感じられる反省会となりました。
昨年度は、公民館フェスティバルと上田ファームさん店舗に出店したTOМACAFÉ。今年度はさらなるバージョンアップをするために、7月風車まつり、8月上田ファームさん店舗、10月公民館フェスティバル、2月凧あげ大会の5回、出店したいと考えています。また、昨年度は決まったメンバーで出店しましたが、今年度は生徒全員が店員として参加することも計画しています。町民の方々に苫商生を知っていただくだけではなく、若者ならではの発想とエネルギーで盛り上げていきます。
文・写真:苫前商業高校地域連携委員 瀧川 直子
※写真は本紙P.6をご覧ください。
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