泉 政秀防災監
~はじめに~
『最新の防災気象情報をチェックしましょう(1)』
大雨や土砂災害など自然災害から身を守るためには、町が発表する避難情報や気象庁などが発表する防災気象情報をチェックすることがとても大切です。
最新の情報を入手して避難の判断・行動につなげてください。
今回は、大雨や強風に関する情報とその入手先等を紹介します。
■早めの避難行動に役立つ情報の入手先
▽町の防災行政無線
防災行政無線を通じて、防災情報などを発信します。
▽気象庁防災情報
注意報、警報、キキクル(危険度分布)などの情報を掲載してます。
▽国土交通省防災ポータル
防災ポータルサイトに各種防災情報を掲載しています。
▽テレビ・ラジオ
テレビのデータ放送では気象情報などを常時放送しています。
■大雨に関する情報
近年、日本では毎年のように各地で豪雨や台風などにより風水害が発生しています。気象庁などでは、雨や風に関する注意報や警報などを発表して、災害に備えるよう呼びかけています。
(!)大雨注意報
大雨による土砂災害や浸水害が発生するおそれがあるときに発表されます。雨が止んでも土砂災害のおそれが残っている場合には発表を継続します。
(!)大雨警報
大雨による重大な土砂災害や浸水害が発生するおそれがあるときに発表されます。特に警戒すべきは、災害が大雨警報(土砂災害)、大雨警報(浸水害)のように明示されます。雨が止んでも重大な土砂災害等のおそれが残っている場合は発表を継続します。
(!)大雨特別警報
台風や集中豪雨により数十年に一度の降雨量となる大雨が予想される場合に発表されます。特に警戒すべき災害が大雨特別警報(土砂災害)、大雨特別警報(浸水害)のように明示されます。
(!)記録的短時間大雨情報
数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測、解析した場合に発表されます。
■線状降水帯に関する情報
(!)顕著な大雨に関する気象情報
線状降水帯により非常に激しい雨が同じ場所で降り続き災害発生の危険度が急激に高まったときに発表されます。
(!)線状降水帯による大雨予測
(線状降水帯による大雨の半日程度前からのよびかけ)
線状降水帯の発生が予測されるとき発表されます。
■強風に関する情報
(!)強風注意報
強風により災害が発生するおそれがあるときに発表されます。
(!)暴風警報
暴風により重大な災害が発生するおそれがあるときに発表されます。
(!)暴風特別警報
数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により暴風が吹くと予想される場合に発表されます。
お問い合わせ:総務課企画防災対策室防災係
【電話】55-7534(直通)
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