地域で作ろう!安心・安全なまち!～防犯・交通安全対策～(1)

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秋から冬にかけて、日没が早まり暗い時間が長くなるばかりか、なにかと慌ただしくなり、交通事故や犯罪が起こりやすい時期となります。
安心で安全なまちづくりのため、防犯・交通安全の意識を高め、犯罪や事故が発生することのないよう対策を強化しましょう。

■防犯対策
◇町内の犯罪発生状況
町内の犯罪発生件数は、コロナの影響により行動制限があったことから、令和2年、3年については著しく減少していました。しかし、少しずつ制限が緩和され令和4年には全体で11件、令和5年8月末現在ではすでに11件の犯罪が発生しています。
中でも窃盗犯は、今年に入り件数が増えており、今後さらに増加することが懸念されています。
窃盗は一人ひとりの防犯意識が高まることで防ぐことができる犯罪です。「私は大丈夫」と気を抜かず、次の対策を行い犯罪の抑止につなげましょう。

※令和5年については8月末現在までの件数

1.必ず施錠する
車上狙いや空き巣等は、所有者がいない、わずか数分の間で行われるため「ちょっと近所に行くだけだから」「すぐに買い物から帰ってくるから」と油断し施錠せずにいると犯罪の被害に遭う原因となります。また、車庫や物置からもタイヤ等が盗まれる被害が発生していますので、忘れずに施錠しましょう。
・どんなに短い間でも家や車から離れるときは必ず施錠することを心掛けましょう。
・家の窓等には「補助錠」を使用すると侵入までに時間がかかり効果的です。

2.貴重品を放置しない
常に施錠をしていても、貴重品を盗まれてしまうことがあります。それは、家や車、外出先等で犯罪者の目に見える位置に貴重品が放置されている場合です。町内で車上狙いの被害に遭った方の中には、車の施錠をしていたのに、窓ガラスを割られて金品を盗まれた事例も多くあります。また、飲食店やスーパー等でかばんから少し目を離した隙に盗まれる置引も発生しています。
・貴重品は在宅時であれば常に自身が管理できる場所に、外出時は肌身離さず持ち歩きましょう。
・窓に防犯フィルムを貼るとガラスが割れにくくなるため、狙われる可能性が低くなります。

3.その他の対策
犯罪者は「光」を嫌います。家の周辺へのセンサーライト設置や車をできるだけ明るい所に駐車することで犯罪者を遠ざけることができます。
犯罪者は「人の目」を嫌います。防犯カメラの設置や地域住民の見守りが犯罪の発生を抑えます。
特に地域住民の見守りは、ご近所との親睦を深め、顔見知りとなることで見守りの目が増え、怪しい人物の発見や犯罪を起こしにくい環境につなげることができます。
地域での交流が少ない人も、まずは近所の方とあいさつから始めてみませんか?