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令和5年度行政執行方針(要旨)(1)

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北海道足寄町

6月町議会定例会で示された、まちづくりの方針である行政執行方針と教育行政執行方針を紹介します。

■「支えあい、助けあい、一人になっても安心、この町に住んで良かった」と思えるまちづくり
渡辺俊一町長

◆まちづくりの基本方針
私は、任期満了に伴う足寄町長選挙におきまして、町民の皆さんをはじめ多くの方々から力強いご支援をいただき、引き続き2期目の町政の重責を担わせていただくこととなりました。
今回の無投票当選の重みと、皆さんからお寄せいただいた期待と信頼にお応えするため、常に町民目線をもって誠心誠意、足寄町の発展に取り組む所存でありますので、町民の皆様、町議会議員各位のご指導・ご協力をお願い申し上げます。

まず、新型コロナウイルス感染症の関係ですが、感染症法上の位置付けが「5類」に変更となり、感染対策は大きな節目を迎えました。これまで地域の保健医療を支えていただいた関係者の皆さん、感染防止対策にご協力をいただいた町民、事業者の皆さんに感謝を申し上げます。コロナの感染拡大により、縮小、延期などしていた町が関係する事務事業等は、その必要性等を改めて確認し、アフターコロナの現状にあった対応を進めます。
本町のまちづくりを進めていく上で指針となる「足寄町第6次総合計画」は、平成27年度から10年間の計画であり、この計画を時代の変化に即した見直しを行い、着実に実施することが私の責務と考えています。現計画は令和6年度が最終年度であることから、令和6年度中の「第7次総合計画」策定に向け、準備を進めます。
人口減少対策は最重要課題であり、基幹産業である農林業をしっかり支援をすることで、まちの経済が安定し、過疎対策に結びつくものと考えており、この地で暮らすことに幸せを感じられるまちを維持していくための施策をまとめた「第2期足寄町まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、地方創生の取り組みを進めます。

地方創生・人口減少対策の大きな柱である「子育て応援出産祝金贈呈」「保育料完全無償化」「学校給食費無償化」「足寄高校存続に関する支援」等の子育てと教育の支援を継続し「安心して子育てできる町、足寄町」を町外にアピールできるまちづくりを進めます。さらに、コロナ危機から脱却し、未来を担う若者やまちづくりに意欲のある人を育て、足寄町に住む人々が「支えあい、助けあい、一人になっても安心、この町に住んで良かった」と思っていただけるまちの実現に向け、予算編成を行いました。

▽今回提案の補正予算額
・一般会計 4億2220万7千円
・特別会計 5882万3千円
・企業会計 1268万3千円
合計 4億9371万3千円

▽令和5年度の予算総額
・一般会計 97億8136万9千円
・特別会計 28億2664万8千円
・企業会計 16億2293万2千円
合計 142億3094万9千円

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