全会計:138億1,295万9千円(前年度対比 1.0%増)
一般会計:84億8,000万円(前年度対比 2.7%増)
特別会計:37億3,702万円(前年度対比 14.8%減)
公営企業会計:15億9,593万9千円(前年度対比 54.6%増)
一般会計の当初予算額は、一体型義務教育学校建設や橋梁りょう架換事業(基線南9号橋及び東7線南9号橋)、総合保健福祉センター改修事業などの増額により、前年度を上回る予算額となりました。一体型義務教育学校建設に向けて新校舎建設実施設計などを行います。
また、新たな事業として「都市計画マスタープラン」や「立地適正化計画」を策定し、居住機能や都市機能の誘導によるコンパクトシティ・プラス・ネットワークの形成を行い、持続可能なまちづくりを推進します。引き続き、高校卒業までの医療費の無償化を実施するなど、本町独自のながぬま創生による「人口の安定化」対策を積極的に行い、いつまでも安心して住み続けられる豊かなまちづくりを目指すために、新規施策を含めた各種諸事業に予算を配分しました。その一部については、後のページで紹介します。
■一般会計
町民1人あたりの予算:84万3,278円
1世帯あたりの予算:174万558円
人口10,056人(4,872世帯) ※令和6年1月31日現在
▽1人あたりの予算の内訳
産業振興などに…119,443円
高齢者・児童福祉などに…176,795円
ごみ処理や予防接種などに…73,491円
学校や図書館・体育施設などに…79,991円
消防や救急活動などに…26,023円
道路・河川・公園の整備などに…150,613円
庁舎維持・情報化推進などに…110,284円
借入金の返済に…95,556円
その他(議会費ほか)…11,082円
■各会計別当初予算額
■町債残高の状況
▽特徴
支出では、消防長沼支署改修事業や西1線南9号橋架換事業の完了などの減額がありますが、一体型義務教育学校整備や橋梁架換事業(基線南9号橋及び東7線南9号橋)などの増額により、前年度を上回る予算額となりました。収入では、地方交付税の見通しが厳しいこともあり、年度当初の財源不足を基金(貯金)の取崩しで補いました。
国民健康保険特別会計は保険給付費の減、後期高齢者医療保険特別会計は後期高齢者医療広域連合納付金の増、介護保険特別会計は給付費の増、下水道事業特別会計及び集落排水事業特別会計は企業会計移行による皆減、皆増となりました。
町立長沼病院事業会計は入院・外来収益などが減となりました。
▽借金の返済状況
今年度は特別会計・企業会計を含め約11億7千万円の償還(元金)を行います。主な借入として一体型義務教育学校整備事業や橋梁架換事業(基線南9号橋及び東7線南9号橋)などがありますが、残高は前年度より約2億円の減額となる見込みです。
■長沼さん家の家計簿
令和6年度一般会計の予算額を一般家庭の年収に置き換えました。
▽収入
▽支出
※金額は1,000分の1で表示
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