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令和6年度施政方針(9)

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北海道長沼町

■基本政策6
▽健全な行財政運営で活気あふれるまち
行財政基盤の安定した、町民と行政の協働で築く魅力あるまちづくりを進めます。

◎行財政活動の推進
政策の重要課題にテーマを絞って、今後の町政運営の参考あるいは町政に反映させる「まちづくり会議」等による情報共有及びコミュニケーションの促進を図ってまいります。
また、引き続き「行政区・団体要望」や「出前講座」等の施策を通じて「町民の声を生かして創る」まちづくりを推進してまいります。
あわせて、町内への進出企業やさっぽろ連携中枢都市圏におけるまちづくりパートナー協定企業など、多くの企業・団体との連携を深め「官民連携によるまちづくり」の拡大、充実に取り組みます。
さらに、町のブランド力と地域力を向上させ、活力あふれるまちづくりを実現するため、移住促進、観光振興、企業誘致、子育て支援、ふるさと応援寄附など行政の様々な取り組みに加えて、町民や町内事業者による特色ある取り組みも含めた、横断的かつ総合的なプロモーションを展開することで、町の魅力を効率的・効果的に発信してまいります。

■基本政策7
▽ひとが集まり持続可能なまち
多様なひとが集い、まちの課題をともに考え、未来へ繋ぐ持続可能なまちづくりを進めます。

◎コミュニティ活動の促進
持続的にまちづくりに寄与する町民主体の活動団体に対し、ながぬま創生町民提案プロジェクト支援事業を継続し、町民ニーズに合致したコミュニティビジネスの創出や主体的なまちづくり活動を支援してまいります。

◎人材の育成・地域間交流の推進
本年度も豊かな国際感覚を身につけ国際社会で貢献できる人材育成を目指す中学生海外派遣事業及び国内外研修事業を継続いたします。
タンチョウも住めるまちづくりにおいては、鶴居村との子ども交流事業に継続して取り組み、地域間交流を通じて歴史や文化に対する知見を深めるとともに、ひとと自然が共生するまちづくりの浸透、未来に引き継ぐ人材育成につなげてまいります。
また、地域おこし協力隊の取り組みを強化・拡充し、様々な分野で活躍できる「まちの人財」となるような掘り起こしをすべく、人が人を呼び企業を呼び込むよう取り組んでまいります。
さらに、町の基幹産業である「農業」を軸としたアグリビジネス型ワーケーション推進事業に取り組むとともに、サテライトオフィス誘致まで見据えた相乗効果を狙うなど、都市部から地方への人の流れの増大や関係人口の創出拡大に努め、地域活性化を図ってまいります。

◎魅力的な地域圏の形成
人口減少下で、複雑化かつ高度化していく地域課題に対応していくため、「さっぽろ連携中枢都市圏」や「オール北海道ボールパーク連携協議会」、南空知圏域での広域連携事業などの広域的な連携も進めながら、将来にわたって活力を維持していく施策を積極的に取り組み、町民や関係機関が一体となって持続可能なまちづくりを推進してまいります。

以上、令和6年度における、私の町政執行に関する所信と基本的な方針について申し上げましたが、引き続き行財政の簡素化、効率化を図るとともに、透明性、自浄性を確保し、自らの行政能力の向上に努め、住民福祉の向上のために責任ある行財政運営に努めてまいります。

私は、産業振興や企業誘致、移住定住などの本町独自の『ながぬま創生』に取り組み、人口減少を抑える「人口の安定化」対策を積極的に行い、いつまでも安心して住み続けられる豊かなまちづくりを目指し、全力を傾注してまいる決意であります。

今後とも、町議会議員各位をはじめ町民皆様のより一層のご理解とご支援を賜りますよう切にお願い申し上げ、施政方針とします。

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