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令和6年度 教育行政執行方針(4)

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北海道長沼町

■重点施策
▽社会教育
社会教育の推進につきましては、第3期長沼町生涯学習推進計画前期基本計画・社会教育推進計画に基づき、「生涯各期の学習機会の充実」、「学校・家庭・地域が連携した子どもの健全育成」、「文化芸術に触れた心の豊かさの向上」の3点を重点目標としております。

令和6年度は、第3期長沼町生涯学習推進計画前期基本計画の最終年度となることから、総合的に評価・点検し、第6期長沼町総合振興計画と整合性のとれた後期基本計画の策定に取り組んでまいります。

町民一人一人が学び合い、集い合い、話し合える方法を模索し、拓いていくよう取り組み、「学び」「行動し」そして「成果を分かち合う」社会教育を目指してまいります。

◎生涯各期の学習機会の充実
家庭教育では子ども育成課と連携し、主に児童センターを活用した事業展開を、青少年教育では、地域学校協働活動本部の主事業となる学校支援事業、放課後子ども教室、土曜日の学習支援活動を核として、子どもたちの学習機会の充実に努めてまいります。
また、高齢者教育では、孤立・孤独となる高齢者が出ないよう地域に呼びかけ、学びが生きがいや生活を潤すことにつながるよう、高齢者学習機会の充実に努めてまいります。
子どもから高齢者まで、町民一人一人各年代層のニーズに応じた学習機会を提供してまいります。土曜日の学習支援活動

◎学校・家庭・地域が連携した子どもの健全育成
コミュニティ・スクールにつきましては、地域とともにある学校をサポートし、地域との連携・協働を深化させます。地域全体で子どもたちの未来を考え、子どもたちの学びを充実させていくとともに、施設一体型義務教育学校の在り方も考えていく学校運営協議会をめざし、学校と地域の情報の共有化に努めながら学校を核としたまちづくりを推進してまいります。
また、地域学校協働活動本部は、学校支援事業並びに放課後子ども教室等を核として、地域と学校が連携・協働できるよう仕組みづくりを更に促進し、子どもたちを支えるだけでなく、町民の生涯学習を通じて地域の教育力向上や振興・創生につなげることを目的とし、より多くの地域ボランティアを発掘し、各種事業に参画することで地域学校協働活動本部の果たす役割を最大限に活用できるよう努めてまいります。

◎文化芸術に触れた心の豊かさの向上
文化芸術に触れた心の豊かさの向上につきましては、本年度においても引き続き、文化事業の後援や文化団体の支援に努めてまいります。教育委員会主催事業などと連携し、町民にとって心の豊かさや潤いのある生活につながるよう文化活動の場の更なる提供、文化芸術に気軽に触れる機会を提供してまいります。本町の郷土芸能には長沼町勇獅子舞保存会、長沼百年太鼓保存会、長沼町田植歌おどり保存会があり、その伝統の灯りを絶やすことのないよう、後世へ確実に継承されるよう支援するとともに、子どもたちが郷土芸能に直接触れたり、体験したりすることにより、豊かな心の育成を図ってまいります。
文化財は、我が町の歴史を知る上で貴重な町の財産です。町の歴史を学ぶことは、先人を敬い郷土愛をかん養することにつながります。子どもたちを含め、多くの町民が本町の歴史と文化を学ぶ機会の充実に努めてまいります。また、文化財が損なわれることのないよう関係機関と連携し、その保護・保存に努めるとともに、町民が本町の歴史に触れる機会を提供し、郷土愛を培う契機として取り組んでまいります。

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