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令和5年度町政執行方針(1)

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北海道雨竜町

令和5年第2回雨竜町議会定例会が6月20日から23日の会期で開催されました。
同定例会では、町政・教育行政執行方針説明と、令和5年度補正予算、人事案件等について審議され、議決されました。町政執行方針・教育行政執行方針・一般会計補正予算を紹介します。

■こどもからお年寄りまで笑顔があふれ未来に希望のもてるまちづくり
令和5年第2回雨竜町議会定例会において、町政執行にあたっての所信を申し上げます。
先の雨竜町長選挙におきまして、多くの町民の皆様のご理解とご支援をいただき、無投票で初当選の栄に浴させていただきました。
あらためて責任の重さを痛感し、住民生活の向上と諸課題の解決に向けて、全力で町政執行にあたる所存でありますので、今後の行政運営に対し議員各位の深いご理解とご協力をお願い申し上げます。
さて、昨今の社会情勢を見ますと、3年余りにわたって猛威を振るった新型コロナウイルス感染症は、あらゆる社会経済活動に大きな影響を与えてきました。
幸いにも、予防対策やワクチン接種の効果が現れて減少傾向が続き、日常生活も感染拡大前に戻りつつあります。
一方では、長期化する世界的な情勢不安により、エネルギー価格の高騰や食料品を含むあらゆるモノの価格が上昇しており、住民にとって暮らしの不安は増すばかりです。
国全体が人口減少に転じる中にあって、とりわけ地方においてはその影響が大きく、全ての産業で担い手不足が深刻化しています。
地域の基幹産業である稲作農業も例外ではなく、後継者や新規就農者を守り育てる施策は継続的に進めていかなければなりません。
更に、国営事業や道営事業による生産基盤の整備は、地域の担い手が減少し個別経営面積が増える状況においては必須の施策であり、国や道に対する要請活動を強化しつつ、町の支援を安定的かつ継続的に進めてまいります。
また、水田活用の直接支払交付金の見直しは稲作農業にとって甚大な影響を及ぼすものであり、国の動きを注視し関係機関団体と連携して地域農業を守る取組を強力に進めてまいります。
基幹産業が元気でなければ、住んでいる人も明るく豊かな生活を送ることができません。
意欲ある農業経営者を支え育てていくことが、ふるさと「うりゅう」を次の世代へとつなげていくための原点となり、活気が溢れるまちには人が集まってくるでしょう。このまちに住んでみたい、住み続けたいと思ってもらえるように子どもたちに「夢」を与えられるまちであること。
若者が「希望」を持てるまちであること。お年寄りには「安心」を感じてもらえるまちであることが大切であると考えます。
「安定と信頼のまちづくり」を行政運営の柱として「雨竜町振興基本計画」「雨竜町総合戦略」の中で目標として掲げている「こどもからお年寄りまで笑顔があふれ、未来に希望のもてるまちづくり」を進めてまいります。
骨格で措置された当初予算に、本定例会において政策予算として、ふれあいセンター改修工事、地域を担う人づくり事業、特産品栽培助成事業、うりゅう米作付奨励事業、商店街活性化事業、消費活性化事業、物価高騰対策事業、わかば団地建設事業などを盛り込んだ予算を計上したところであり、補正後の一般会計予算総額42億9,334万4千円(対前年度当初比8・5%増)、とし、提案いたします。
以下、具体的項目についての施策の大綱を申し上げます。

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