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令和6年度町政執行方針(4)

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北海道雨竜町

■明るい未来を描く教育・文化・スポーツのまちづくり
▽健やかな成長を支える教育の充実
雨竜町の豊かな自然、歴史や文化への理解を深めながら、社会の変化に対応し、自立の精神にあふれる子どもたちを育成する教育行政を推進してまいります。
情報技術やグローバル化の進展等社会的変化が激しい現代社会において、様々な困難を乗り越えて豊かな人生を切り開いていくための「生きる力」を身につけ、適切に判断して行動できる教育活動を展開します。
一人ひとりの自己肯定感を高めるとともに、全ての人を価値ある存在として尊重し、共に支え合う心を育み、「ふるさとうりゅう」に誇りと愛着を持つ児童生徒の育成を目指した学校教育を推進します。
本年度で導入から5年目となる小中一貫教育制度は、これまでに蓄積した経験を義務教育9年間の教育活動に反映し、地域とともにある学校づくりを進め、雨竜町学校教育の更なる充実を図ります。
学校法人田中学園立命館慶祥小学校との連携事業をより一層推進し、子どもたちの学力向上と学校間交流による学校力の向上を目指します。

▽仲間とふれあい笑顔あふれる生涯学習社会の形成
一人ひとりが健康で心豊かな生活を送るため、生涯学習社会の形成による「地域づくり」、「人づくり」、「仲間づくり」を推進します。
子どもたちの健全育成と幼児から高齢者まで生涯にわたる学習活動の充実を図り、各種事業が学びに対する動機づけにつながる多様な学習機会を提供してまいります。
心身ともに健康で明るく豊かな生活を送れるよう年間を通してスポーツの振興に努め、各スポーツ団体等と連携し、指導体制の構築や環境づくり、事業支援等を行ってまいります。
芸術文化の振興については、各種文化団体の育成や活動を支援するほか、文化活動への参加や優れた芸術文化に触れる機会の提供に努めます。
また、郷土伝統芸能保存活動に対する支援と推進を図ります。
社会教育施設の適正な維持管理と有効活用に努め、利用改善に取り組んでまいります。

■住民参加による愛着のあるまちづくり
▽地域コミュニティ活動の推進
地域コミュニティを形成するうえで、町内会の役割は重要なことから、引き続き地域住民と行政の連携を図るとともに、町内会活動や地域を主体としたコミュニティ活動の支援に努めてまいります。

▽町に人を呼び込む活動の展開
交流人口や関係人口の拡大により、人口減少に歯止めが掛かるよう、定住促進事業の拡充と防災対策強化により、安心して住み続けたくなる「うりゅう」の魅力を町内外に向け情報発信してまいります。
ふるさと納税制度については、各種取り扱いサイトにおけるPRの強化、地方創生事業における学びの充実を目的とした小学生向け英語塾や、小学生向けプログラミング塾の開講による学習機会の拡充、都市からの交流人口増加を目的としたイベントの開催による地域活性化を図ってまいります。
地域おこし協力隊については、引続き活動の支援をしていきながら、新たな隊員の募集を進めてまいります。

▽行政情報の積極的な提供と住民との対話の促進
町ホームページ、広報うりゅう、防災行政無線を活用した町民に必要な行政情報を的確に伝えるため、情報発信に努めてまいります。
また、住民ニーズを的確に把握するため、町政懇談会や町内会長会議を通して、町政への意見反映に努めてまいります。

▽行財政健全化の推進
行政水準の向上を図るため、健全財政の維持に努め、各種経費の節減・合理化及び財源の確保に努めるとともに、地方債の繰上償還による将来を見据えた健全な財政運営と各種基金の適切な運用、行政資産の適正管理に努めてまいります。
また、事務事業の効率化を図るため、地方公共団体情報システム標準化に関する法律に基づいた整備を進めるとともに、広域で構成する一部事務組合、広域連合、及び中空知定住自立圏を構成する市町と緊密に連携し、継続して取り組んでまいります。

▽おわりに
以上、町政執行の所信と基本的な方針について述べさせていただきました。
令和6年度の一般会計予算総額は39億3,831万円。対前年度当初と比べ5・8%の増、6月補正後の予算と比べ8・3%の減となっております。
地方自治体を取り巻く情勢は益々厳しさを増し、取り組むべき課題は複雑多岐にわたりますが、持続可能な行政運営を進めるため、幅広く町民の皆様のご理解をいただきながら、山積する課題の解決に積極的に臨む所存であります。

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