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史跡文化財をたずねて2 ~東音更地域編~

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北海道音更町

教育委員会では、史跡文化財マップを作成し、町内にある史跡や文化財を紹介しています。
4月号から地域ごとに6つのエリアに分け、隔月連載でその内容をお伝えしています。今月は東音更地域編です。

■岐阜県「武儀団体」入植地
明治30(1897)年、武儀団体(団長…中田宮五郎)は、2班に分かれてオベリベリ(現帯広市)を経て、中士幌に入地し、5年間で27戸が中士幌0号から9号までの区間に入植しました。

■音更町寺子屋教育発祥の地
入植時の武儀団体では、子どもの教育機会や設備が無く、親の悩みでした。明治31(1898)年、堀勝十郎氏が児童7人を自宅に集めて「寺子屋式教授場」を作りました。これが音更初の子弟教育の始まりです。

■東士幌競馬(白川競馬)
明治41(1908)年、東士幌神社の秋季祭典の余興として草競馬が始まり、創設者、白川勝太郎氏の名にちなんで白川競馬と呼ばれました。のちに重いそりを引く輓曳(ばんえい)競馬に変わりました。平成23年、第100回をもって長い歴史に幕を下ろしました。

■十勝坊主
今から2~4千年前の寒冷な時期に生成された、構造土の一種で、外見は半球状の形をし、日本では十勝で最初に発見されたことから、この名が付けられました。ここでは331個が確認されています。平成12年、町指定文化財に指定されました。
※史跡文化財マップを生涯学習センターで配布しているほか、町ホームページにも掲載しています。「音更史跡」で検索してみてください。

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