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令和6年度町政執行方針(1)

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北海道音更町

■さらなる発展を図り夢と希望に満ちたまちへ
令和6年第1回音更町議会定例会が3月1日から18日間の日程で開かれました。
小野町長は初日の本会議冒頭で、町政執行方針を述べるとともに、令和6年度の各会計予算案を提出しました。
議会は予算審査特別委員会(不破尚美委員長)を設置し、5日間の審査を行い本議会最終日の3月18日、原案どおり可決しました。今月号では、町政執行方針と予算の概要、主な事業についてお知らせします。

■令和6年度町政執行方針(要旨)
私は、多くの町民の皆さんのご支援により、2期目の町政を担当させていただいてから、3年が過ぎようとしております。
その間、大きな影響を及ぼした新型コロナウイルス感染症は、昨年5月に5類感染症へ移行し、大きな節目を迎えました。
コロナ禍を経て、今、私たちの生活は日常を取り戻しつつありますが、世界に目を転じると、長引くロシアによるウクライナ侵攻や中東情勢の緊迫化に加えて、11月に行われる米国大統領選挙の行方には世界中が注視しております。
このような国際情勢にあって、我が国は、人口減少や少子高齢化が進行し、物価高騰への対応も大きな課題となっております。岸田内閣は、「物価高に負けない賃上げ」を実現するため、企業の稼ぐ力の強化や人への投資、グリーン・トランスフォーメーションの推進などを掲げ、2年連続で110兆円を超える当初予算を編成しております。
私は、こうした国の動向を踏まえつつ、基幹産業の農業を基軸とし、商工業や観光業などのさらなる発展を図るとともに、子育て支援の充実や安全・安心で住み良い生活基盤の整備など、誰もが住みやすく、住み心地が良い音更町を目指して、全力で取り組んでまいります。
そして、まちづくり基本条例の理念に基づき、町民一人一人の声に耳を傾け、しっかりと寄り添いながら、先人が築き上げてきたこの魅力あふれる音更町が、これまで以上に夢と希望に満ちたまちとなるよう、先頭に立ってまちづくりに取り組んでまいりますので、町民の皆さんのご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

■令和6年度全会計予算総額376億円
一般会計予算は234億4800万円 前年度比12億800万円増
※歳入・歳出ともに1万円未満を切り捨てているため、合計額は一致しません。

■主な予算の使い道
令和6年度の予算から、主な事業を紹介します(表題は第6期総合計画の基本目標です)。
なお、予算の編成課程についてはホームページのほか、役場財政課と木野支所で閲覧できます。

◆経済の好循環でつくる元気あふれるまち
○〔新規〕[農政課]全国和牛能力共進会北海道大会開催準備事業 100万円
「和牛のオリンピック」とも呼ばれている全国和牛能力共進会が、令和9年に初めて北海道で開催され、帯広市では「肉牛の部」が、音更町では「種牛の部」と和牛を味わうことができる関連イベントなどが開催されます。イベントをPRするための看板、ポスター、パンフレットなどを作成し、大会成功に向けて準備を進めます。

○〔新規〕[商工観光課]中小企業者等新チャレンジ補助金 454万5千円
エネルギー価格・物価高騰の影響など、外部環境の変化に対応するため、中小企業者などが実施する経営の立て直し、経営の安定化、継続的な発展に対する取り組みを支援します。

○〔新規〕[商工観光課]ナショナルサイクルルート整備事業 2358万円
十勝管内を8の字に結んだ総延長403キロのナショナルサイクルルート「トカプチ400」上にある町道部分約31キロに青色の矢羽根型路面標示の整備を行います。

○〔新規〕[都市計画課]南花園周辺地区の土地利用構想を策定 2千万円
音更町都市計画マスタープランで工業系土地利用を担う地区として位置付けた南花園周辺地区について、地域経済の活性化による産業振興を図るため市街化区域編入に向けた土地利用構想を策定します。

◆都市と自然が共生する持続可能な住みたいまち
○〔新規〕[消防署]消防防災庁舎非常用発電設備ほか改修工事 1億6010万円
非常用発電設備などを更新し、新たに冷房設備、太陽光発電設備、LED照明を設置するほか、女性消防職員の専用施設整備を図るなど、消防防災庁舎の改修工事を実施します。

○〔新規〕[環境生活課]おとふけゼロカーボン推進ポイント事業 57万円
町民や事業者の皆さんが、楽しみながらゼロカーボンにつながる行動ができる仕組みとして、今年の夏期・秋期・冬期の3カ月間における家庭や事業所での電気・ガスの使用量を前年の同期と比較して削減する取り組みに参加した人に対し、商品券と交換できるポイントを付与する事業を実施します。

◆生きる力、支える力を育むまち
○〔新規〕[教育総務課]部活動指導員を配置 110万5千円
中学校の部活動の地域移行(地域の団体が学校に代わり運営・指導)のため、部活動指導員を中学校に配置し、地域連携を進めます。
部活動指導員の配置をすることで、生徒がより専門的な指導を受けることができるとともに、教職員の働き方を見直し、授業や生徒と向き合う時間に注力できる環境の整備を図ります。

○〔継続〕[教育総務課]学校給食費に対する保護者負担の軽減 1996万9千円
学校給食費の保護者負担軽減を図るため、継続して値上げ相当額を補助します。

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