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ふらっと×慶應義塾大学飯盛義徳研究室 鷹栖元気プロジェクト始動

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北海道鷹栖町

鷹栖町では、慶應義塾大学飯盛義徳研究室と連携して「ふらっと(鷹栖地区住民センター)」の活性化に向けた取り組みを進めています。
令和4年9月に飯盛義徳研究室の学生30名が来町し、町の現状や課題を把握するための夏合宿を行い、最終日には合宿の成果として「ふらっと」の活性化に向けた提言がなされました。
その提言を軸に「ふらっと」の活性化を進めていくため「鷹栖町元気プロジェクト」と銘打ち、町民・町・大学の協働によるプロジェクトが令和4年度からの3年間の期間で始動しました。
夏合宿後、飯盛研究室の学生13名で鷹栖町元気プロジェクトチームを結成。数名ずつに分かれて、11月、1月、2月、3月に来町を重ね、プロジェクトを進めてきました。

■ふらっとベース
今年度の活動として、交流やコミュニティの創出を目的に「ふらっと」を拠点として活動する子ども団体「ふらっとベース」を立ち上げました。
鷹栖町在住の子どもが地域との交流や活動を通して「ふらっと」が身近な居場所となることを目指しています。
活動は令和5年1月から3月にかけて行われ、(1)たかす誕生まつりにおけるステンドグラスづくり、(2)たかす誕生まつりにおける紙袋ランタンの余りロウソクを使ったアロマキャンドルづくりを行いました。

▽ステンドグラスづくり
たかす誕生まつりにおいて「ふらっと」の玄関ドアに巨大ステンドグラスを展示すべく、1月31日~2月3日にかけて、小中高生9名が放課後毎日集まり、大学生や地域の方と作業を行いました。鷹栖町らしい美しい四季を表した作品に、何種類ものカラーセロハン貼りに苦戦しながらもすてきな作品が完成しました。
完成した作品は前夜祭において地域住民の皆さんに披露され、紙袋ランタンとともに幻想的な色彩で前夜祭を彩りました。

▽アロマキャンドルづくり
3月には、たかす誕生まつりで展示した紙袋ランタンの余りロウソクを使ったアロマキャンドルづくりを行い、小中学生15名が参加しました。
大学生から説明を受けたあと、思い思いの色や香りのキャンドルを作りました。

■成果報告会
3月18日には、令和4年度の取り組みを発表する成果報告会を開催し、町民など約30名が参加しました。
大学生プロジェクトリーダーの小林美月さんからの報告のほか、ふらっとベース参加者からの感想、飯盛教授からの講演が行われました。
飯盛教授からは全国で展開している他プロジェクトの事例を交え、地域づくりと大学生連携のポイントを参加者に伝えました。

▽プロジェクトリーダー
小林美月さん(慶應義塾大学3年生)
今年度は地域のイベントに参加させていただきプロジェクトの周知やふらっとベースで子どもたちと交流を図ることができました。
ふらっとベースは、中高生の参加率が低いことやプロジェクト終了後の体制構築など課題はありますが、住民の皆さんに町のことを教えていただきながら、子どもたちが活動しやすい仕組みづくりを進めていきたいです。令和5年度も引き続き皆さまのご協力をお願いします。

▽ふらっとベース参加者
増井明日風さん(町内在住高校3年生)
友人から慶應大学生との取り組みを教えてもらい面白そうだと思い参加しました。進路や勉強に悩んでいたこともあり、大学生に話を聞いてもらいアドバイスをいただきました。
また、ステンドグラスづくりでは普段あまり接することのない小学生と一緒に作品作りを行い、交流ができてとても楽しかったです。

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