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《特集》鷹栖市街地エリアの魅力づくりに向けた取り組み

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北海道鷹栖町

鷹栖町では第8次総合振興計画で重点施策の一つとして掲げている「鷹栖市街地エリアの魅力づくり」の実現に向け、令和2年度から取り組みを進めています。
高齢化や人口減少により空き家・空き店舗の増加、賑わいの喪失、地域コミュニティの衰退などが懸念される中、まちの中心部である鷹栖市街地の賑わいの創出と地域交流の活性化を図り、定住人口を呼び込むことで、子どもから子育て世代、高齢者まで全世代が生きがいをもって安心して暮らせる町を持続的に実現することを目指しています。
本取り組みの実施にあたり、町民と行政が共通の将来像を掲げて、ともに進めるまちづくりを実現するため、町民の皆さんと創り上げる住民参加の策定プロセスを最重要コンセプトとして取り組みを進めており、各種アンケート調査やワークショップを実施し、意見をいただいてきました。

■みんなでつくる鷹栖市街地未来ビジョン
これまでのアンケート調査やワークショップでは、「日常的に買い物をできる場所がない」、「運転ができなくなると生活できるか不安」、「高齢化によりまちづくりの担い手不足」などの課題のほか、「歩いて暮らせる、歩いて楽しい鷹栖市街地になってほしい」、「気軽にチャレンジできる環境になってほしい」などのご意見をいただきました。
町では、これらの意見をもとに、令和4年度に鷹栖市街地の目指すべき目標を定め、今後の方針を示す、「みんなでつくる鷹栖市街地未来ビジョン」を策定しました。計画の中では、鷹栖市街地における課題解決に向けた方策と具体的な取組、必要な機能などを整理しました。

▽基本方針
・みんなでまちの運営をしてよりよいまちへ
・色々なことにチャレンジしてまちをごちゃまぜに
・まちの居場所づくり、居場所までの道づくり
・鷹栖町の強みを活かしたまちづくり

▽課題解決に向けた方策
・地域運営の基盤づくり
みんなの手による未来づくりを実現するため、既存組織等を軸とした地域運営の基盤づくりの検討を進めるとともに、まちづくりのプレイヤーとなる人材やグループの育成、発掘を行うための取り組みや支援の検討を進めます。

・公共施設等の活用
公共施設の空きスペースやまちなかの空き家、空き地、街路、公園などの空間を有効活用し、町民の居場所や拠点づくり、まちなかの賑わいにつながる取り組みを検討します。

・中心エリアの整備
拠点整備を起点にまちを活性化していくモデル事業として、住宅、買い物、居場所など市街地に真に必要とする機能を有した街区の整備を検討します。

■具体的な取り組み・必要な機能
▽地域運営の基盤づくり
「ふらっと」の施設管理、事業運営を担う組織による地域運営の基盤づくりや「まちLabo」等によるまちづくり人材・担い手の育成を進めていきます。

▽公共施設等の活用
町民の居場所づくりや慶應義塾大学SFC研究所と連携した「ふらっと」の活性化、商業事業者と連携したイベント等の開催による賑わいづくりを進めていきます。

▽中心エリアの整備
鷹栖市街地内の空き地を活用して、買い物、産直スペース、子育て支援等の機能を有した「商業の拠点」を整備します。また、高齢者を中心とした住まい〔仮称〕まちなか新団地の整備を進めます。

今後、計画を進めるにあたり、地域住民の皆さんのご意見を伺う「町民説明会」の開催を7月下旬に予定しています。日程等の詳細は、町ホームページ、SNS、防災無線等でお知らせいたします。
また、「みんなでつくる鷹栖市街地未来ビジョン」に関するご意見も随時募集を行っています。ビジョンは町ホームページに掲載しているほか、まちづくり推進課地域振興係で閲覧することができます。
ご意見は、まちづくり推進課地域振興係までメール(【メール】kikaku2@towntakasu.lg.jp)でお寄せください。

ビジョンは町ホームページ

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