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礒野隊員・鹿毛隊員 卒業

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北海道鷹栖町

■礒野隊員
2020年10月より3年の任期が、今月末で終わります。
観光振興の業務に携わらせていただきました。さまざまな取り組みを行い、お客様に、また、地元の方に、鷹栖町の人・モノ・コトの魅力を伝えたいという想いがありました。「たかすマルシェ」や「地元愛ツアー」などで、お客様に良い感想をいただけたのはもちろんですが、自分自身も町の良いところをたくさん知ることができました。挙げだすとキリがありませんが、何より人の温かさが一番だと思います。ひとりではできない企画も、農家の方や事業者の方にご協力いただき、また、協力隊の仲間にも役場の職員の方にもたくさん助けていただいて実現することができました。町で顔を合わせると、「元気?」と声をかけてくださる方にたくさん励まされました。
また、「まちラボ」の取り組み「劇団isono」では、大きな反響をいただきました。舞台を創る苦労や楽しさを共有した時間は、何にも代えがたい宝物となりました。
戸惑うことも多く(なんでやねん)と心の中でつぶやくこともありました。「したいこと」と「できること」のギャップを感じることもありました。それでも楽しいことの方が多かったと思えるのは、鷹栖町の皆さんのおかげです。たくさんの方に支えられ、励まされ、充実した活動ができたことを、感謝申し上げます。
協力隊終了後も、町民として暮らしていきます。また町のどこかでお会いしましょう。ありがとうございました!

■鹿毛隊員
2020年10月に着任し、あっという間に3年が過ぎました。前職は青年海外協力隊として活動していましたが、新型コロナ感染拡大の影響で緊急帰国となり、「これからどうしようか」と人生を見つめ直していたところに、鷹栖町の地域おこし協力隊を見つけました。「どんな町なのか見てみたい」と思い実際に足を運びました。その時役場職員の方から、「協力隊になる前に、ふるさとワーキングホリデーに参加してみないか」と誘いを受け、1カ月間町内の農家さんのところで働きながら、町を知っていきました。働くなかで、町の自然の豊かさや人の温かさに触れ、ここで働きたいと思い協力隊に応募しました。私の主な活動は、空き家のリノベーション活動でした。空き家の解体作業から始めて、定期的にDIY講座を企画し、講師の指導のもと着実に進めていきました。札幌近郊の大学生や地域の方々、地元の業者の方々の協力のおかげで無事に完成しました。2年かけて行ったリノベーション活動には、80名以上の方が参加してくれました。右も左も分からぬ私を受け入れ、応援、ご協力、そして一緒に活動してくださり、おかげさまで3年活動することができました。本当にありがとうございました。
今後の予定は、緊急帰国を余儀なくされ、悔いの残る形で終わった青年海外協力隊としてルワンダに出発予定です。遠くなりますが、これからも鷹栖町に関わり続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

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