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自治体の皆さまへ

町政の執行方針(2)

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北海道鷹栖町

■あらゆる人の希望に寄り添う 幸せな暮らしを実現するまち
子育て世代包括支援センターは、開設から4年目を迎えます。子育てに関する多様な相談に対応できるよう、「産婦人科・小児科オンライン」を活用し、24時間365日相談に応じる伴走型の支援体制を整えます。また、妊産婦が体調不良などで困ったときは、家事・育児支援ヘルパーを利用できるように努めます。
鷹栖保育園と北野保育園を令和7年度に統合するため、鷹栖保育園舎を改修して受け入れ体制を整えます。作業療法士が乳幼児健診時や保育園を巡回し、‶気になる段階“から発達に困り感のある児童やその家族への支援を強化し、令和7年度に開設を予定している町立の発達支援センター(仮称)の準備を進めます。
不登校児童生徒が将来に向けて社会的な自立ができるように、フリースクール等を利用する場合、保護者の経済的負担を軽減するため、新たに利用料助成を行います。
誰もが住み慣れた地域で自分らしい暮らしが続けられるよう第2期地域福祉計画を策定し、町民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域を共に創り上げていく過程を大切にした地域共生社会の実現に努めてまいります。
子育て、障がい、介護、生活困窮などの分野にとらわれない横断的な対応を行うため、生活福祉相談センターが中心となって個別の課題を社会福祉士などの専門職が、関係機関と連携して一体的に支援する重層的支援体制整備事業に継続して取り組みます。
町民の肺がんによる死亡率が全国平均より高いことから、胸部ヘリカルCT検査への助成を行い、早期発見に努め、死亡率の低下と医療費の上昇抑制を目指します。がん検診等自己負担額の減額や人間ドック委託医療機関拡充を実施し、より受診しやすい環境づくりを進めます。
健康寿命延伸のための新たな取り組みとして、動脈硬化を確認する頸動脈エコー検査への助成を行い、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを評価することで、生活習慣病の発生予防や重症化を防ぎます。
介護保険制度の事業計画は、第9期がスタートします。年額保険料(基準額)は、第8期と同額とします。これまでの介護予防事業が一定の効果を生み、据え置くことができたものと考えます。保険料徴収に係る所得段階は、国の基準変更に伴う多段階化と乗率の変更を行い、低所得者の保険料上昇の抑制を図り制度の持続可能性を確保し、適切な事業運営を進めます。
水中運動は地上運動の4分の1の負荷で実施できることから、健康づくりや介護予防として効果的に取り組める事業です。各種水泳教室等を継続して開催することにより、町民の健康促進に努めます。また、たかす総合型地域スポーツクラブと連携し、保健師による保健指導と理学療法士が指導するフィットネス教室なども積極的に展開し、一体的に運動習慣化事業を推進します。
老人会が主催する長生き感謝祭が今年50回目の節目を迎えます。計画している特別公演を支援する一方、会員減少が続く老人会を魅力ある活動となるように協力し、加入促進を進めてまいります。
高齢者の在宅での体調急変に備えるために、希望者等に対して緊急通報システムの整備を実施しています。
令和6年度はセンターマシンの更新に加え、交換用端末等を購入し、安心して暮らせる環境づくりに努めます。
介護職員の人材確保は、深刻な課題です。介護福祉士を目指す外国人留学生に奨学金を給付する「外国人介護福祉人材育成事業」、北海道鷹栖高等学校での「介護職員初任者研修」に引き続き取り組み、福祉現場の人材確保を進めてまいります。
複合施設であるサンホールはぴねすは築24年が経過します。地域の方々に末永く利用していただけるよう、ひのき風呂の改修と鷹栖町デイサービスセンターに窓スクリーンの設置工事を実施します。

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