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【町政執行方針】主要な施策 2

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北海道黒松内町

◆2 本物に触れ、自ら学んで生きる力を育み幸せをつくる
教育を取り巻く環境は、人口減少・少子高齢化の進行や、情報化・グローバル化などの進展がみられ、町民の価値観や働き方を含めたライフスタイルの変化、地域社会等のつながりや支え合いの希薄化の中で、先を見通すことが一層困難になってきています。
こうした状況の中で、自立して社会で生き、個人として豊かな人生を切り拓いていくためには、自らの良さや可能性を認め、地域などの多様な人々と連携・協働しながら、未来を創り出し、課題を解決していくことが重要になります。
なお、教育分野の具体的な施策については、教育長から「教育行政執行方針」を申し上げますので、ここでは主要な事項のみにとどめさせていただきます。
学校教育に関しては、地域住民や保護者などが学校運営に参画する仕組みとしてのコミュニティ・スクールを活用し、さらに地域と一体となって子供たちを育んでまいります。
学校教育を支える基盤的ツールであるICTの更なる活用に向け、教師等が使用する校務用パソコンの更新や、学習支援ソフト(デジタルドリル)などのオンライン学習の充実を図り、教員の働き方の改善につなげてまいります。
また、学力や人間力を高めるための「ふるさと学習」の充実、「個別最適な学び」や「協働的な学び」を実践し、より深い学びの場を提供する町営塾の充実などに積極的に取り組んでまいります。
各小中学校のエアコン設置に関しては、既に予算化しているところでありますが、黒松内小学校はオープンスクールのため、教室の冷気を逃がさないように各教室にロールカーテンを設置するほか、一定の面積以下の教室には冷風機を設置してまいります。
次に生涯学習、文化振興に関する事項であります。
社会教育施設の利用については、町民の学(まなび)や健康づくり、ふれあいを楽しむ「生涯活躍の場」となるよう、それぞれの特色を生かした活動を行いながら、その運営の充実に努めてまいります。
総合町民センターは、令和7年度の改修工事に向け、基本設計を基に詳細な図面などを作成する実施設計を行ってまいります。
開館から20周年を迎えるふれあいの森情報館(マナヴェール)は、さらに本に触れる機会を増やすため、読書講演会などを開催してまいります。
また、来年度以降も猛暑となることが予想されることから、特に子供や高齢者が熱中症対策や暑さをしのぐ一時避難場所(クーリングシェルター)としてエアコンを設置し、猛暑対策に努めてまいります。
豊幌地区生涯学習館は、老朽化に伴い施設の維持が困難になってきていることから、保管している郷土資料を中ノ川地区生涯学習館へ移設します。
世界文化遺産・西予市交流体験学習については、命の尊さや平和への意識を学び、異なる自然環境や人・文化・歴史などに触れ、さらには、体験や交流を通して広い視野と豊かな感性を身につけてもらうため継続実施してまいります。

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