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【町政執行方針】主要な施策 3

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北海道黒松内町

◆3 心とからだの健康とお互いの支え合いで幸せをつくる
町民の誰もが住み慣れた地域で、元気で健やかに安心して暮らしていけるよう、保健・医療・福祉が連携し、心豊かな福祉のまちづくりを進めてまいります。
地域共生社会の実現を目指し、地域包括ケアの理念を普遍化し、制度・分野ごとの縦割りや、「支え手」「受け手」という関係を超えて、複合的な課題に対応しながら地域を丸ごと支える重層的支援体制を社会福祉協議会と共に構築してまいります。
地域福祉については、各ボランティア団体を支援するとともに、町民のボランティア活動への理解を深め、地域福祉活動の担い手の確保・育成など、黒松内町ボランティアセンターの基盤を支えてまいります。
母子保健については、妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援に向け、国の「出産・子育て応援交付金」を活用しながら、伴走型相談支援と経済的支援を一体的に実施してまいります。
また、妊産婦の個別相談、産婦・乳幼児健康診査、育児用品の支給や助産師の家庭訪問による産後ケア事業など、産前・産後のサポートを継続してまいります。
子育て支援については、「こどもまんなか社会」の実現に向け、家庭や地域全体で子供たちの健やかな成長を温かく見守り、豊富な体験を通して豊かな人間性を育む環境づくりを、関係機関とも連携を深め、引き続き進めていくことで、子供を産み育てやすい、さらには、子供たちが笑顔になれる環境を構築してまいります。
第3期黒松内町ぶなっ子・子どもプラン(第3期子ども・子育て支援事業計画)を策定するため、アンケート調査、現状の分析、課題の整理を実施してまいります。
認定こども園で個別の支援が必要な子供のために、保育士を増員するための経費を補助することにより、良質な教育や保育を確保してまいります。
昨年度、地域の中でお互い助け合いながら子育てを行う「ファミリーサポートセンター事業」をモデル的に立ち上げましたが、今年度から本格的に稼働し、さらに事業内容を充実してまいります。
介護老人保健施設湯の里・黒松内は、年次計画による改修を進めており、本年度は施設内のナースコールシステムのデジタル化及び1階ホールのエアコン設置に必要な経費の一部を補助してまいります。
「くろまつないブナの森診療所」は、北海道勤医協が指定管理者となってから9年目を迎えます。町民に信頼される安心と思いやりのある診療所を目指し、指定管理者と連携して地域医療の充実を図ってまいります。
そのため、本年度は電子カルテを含む医療情報システム、多項目自動血球分析装置の更新や事務室などへエアコンを設置してまいります。
国民健康保険事業は、北海道、後志広域連合、町による共同運営体制により、それぞれの機関が役割を担いながら、医療費の適正化と保険財政の安定化、さらには、持続可能な医療保険制度の確立に努めてまいります。
国民健康保険税については、令和12年度に北海道内統一税率を目指しており、今年度は、統一税率を見据えた税率を検討し、令和7年度から3か年の税率を設定してまいります。
30歳以上の国保加入者を対象とした特定健診と後期高齢者健診は、引き続き受診者の負担をなくし、受診しやすい環境づくりを進めて、健診受診率の向上を図り、生活習慣病の予防や早期発見、早期治療につなげていきます。

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