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自治体の皆さまへ

飲酒運転は絶対しない!させない!許さない!

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千葉県

2021年6月28日、八街市で、下校中の小学生が飲酒運転のトラックにはねられ5人が死傷するという、大変痛ましい事故がありました。
この事故を受けて「千葉県飲酒運転の根絶を実現するための条例」が制定され、取り組みを進めているところですが、いまだに飲酒運転は後を絶ちません。
今年6月28日にはこの条例が改正されます。県民総ぐるみで飲酒運転を根絶しましょう。

■千葉県飲酒運転の根絶を実現するための条例
目的:県の責務と県民、事業者などの役割を明らかにし、飲酒運転のない、誰もが安心して暮らせる地域社会を実現する。
▽県民の役割
・飲酒運転をしない。
・飲酒が体に及ぼす影響について理解を深める。
・身の回りで飲酒運転の根絶を図るための取り組みに努める。
・飲酒運転を見つけたら警察へ通報するよう努める。

▽すべての事業者の役割など
・車を運転する際の運転者の飲酒の有無の確認に努める。
・従業員に対し飲酒運転根絶に関する教育、指導などに努める

[改正(追加)]
・従業員が通勤中に違反した場合
→県から勤務先に違反した事実を通知。
→事業者は、アルコールチェックや教育、指導などを行わなければならない。

▽飲食店の役割など
・ポスターなどの飲酒運転根絶に関する啓発文書の掲示に努める。
・利用客の交通手段の確認に努め、利用客が飲酒運転をする恐れがあるときは防止に努める。
・利用客の飲酒運転を発見した場合は警察へ通報するよう努める。

[改正(追加)]
・酒類を提供した利用客が違反した場合
→県から飲食店に違反した事実を通知。
→飲食店は、ポスター掲示や交通手段の確認の徹底などを行わなければならない。
→1年以内に再度通知を受けた場合、県は飲酒運転防止措置に関する指示をする。
→指示に従わないときは、県は店名などを公表し、指示書の掲示を命令する。
→指示書を掲示しないときは5万円以下の過料。

その他、酒類小売業者、タクシー事業者、運転代行業者、駐車場所有者、イベント等主催者などの役割についても規定されています。詳しくは、ホームページをご覧ください。
「千葉県 根絶 条例」で検索

■飲酒運転受刑者の手記
※本紙に掲載されています。
県警ホームページでは、上記の全文や、他の受刑者の手記を公開しています。
「飲酒運転根絶 千葉県警」で検索

■各種データ
▽死亡事故率の比較(令和4年)
飲酒運転の場合死亡事故率は6倍以上

▽県内の飲酒運転による交通人身事故件数

(以上、県警資料より)

▽酔いがさめるまでの時間の目安
お酒1単位
(純アルコール20グラムを含む酒量)
(例)ビール500ml、日本酒1合180ml、ワイングラス2杯200m

分解するのに約4時間
(体重60キロの標準的な成人男性の場合)
※性別、年齢、体重、体質などで変わります。
・2単位なら約8時間
・3単位なら約12時間…
睡眠中はさらに分解が遅くなります。翌朝も要注意!
(政府広報オンラインより)

問合せ:
・条例について、飲酒運転根絶に関する広報・啓発など…県くらし安全推進課【電話】043-223-2263【FAX】043-221-2969
・飲酒運転に関する通報(情報提供)など…県警察本部交通指導課【電話】043-201-0110(代表)
※「今、目の前で飲酒運転をしている」など、緊急性がある場合は、迷わず110番通報してください。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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