千葉は全国屈指の畜産県で、都市部を含む県内各地で牛・豚・鶏などさまざまな家畜を飼育しています。首都圏を中心に豊富な畜産物を供給し私たちの食卓を支えています。
■飼養戸数は全国上位(令和5年「畜産統計」より)
・酪農 全国5位
・養豚 全国4位
・採卵鶏 全国3位
■歴史もすごい!
◇南房総市は日本の酪農発祥の地
江戸時代、八代将軍徳川吉宗(とくがわよしむね)が、現在の南房総市にあった嶺岡牧(みねおかまき)に白牛を放牧し、牛乳で醍醐(だいご)※を作らせ、普及したことが始まりです。
※牛乳を煮つめて生キャラメルのようにしたもので、当時は薬とされていました。
◇近代養豚の黎明(れいめい)期を支えた末廣(すえひろ)農場
本県の近代養豚は明治期に始まり、大正期には岩崎久彌(いわさきひさや)(三菱財閥)が現在の富里市に末廣農場を開設、優良種豚を供給し、本県の養豚の基礎を築きました。
◇官庁における種鶏・種卵配布
明治時代、千葉県は官庁における種鶏・種卵配布を日本で初めて行い、養鶏の発達および普及に努めました。
◇ドイツ式ソーセージの普及
横芝光町出身の大木市蔵(おおきいちぞう)が日本で初めてドイツ式ソーセージを世にお披露目しました。また、習志野市は、「日本のソーセージ製法 伝承の地」となっています。
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問合せ:県畜産課
【電話】043-223-2927
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