●安全・安心に快適に暮らすまちづくり
災害に備える地域づくりに向けた取り組みとして、自然災害に対する事前の備えを強化するために、備蓄品や防災資機材などを安全に保管できる防災備蓄倉庫と併せて津波から一時避難できる施設を整備いたします。
次に、快適に暮らせる基盤づくりとして、住民の日常生活に密着した、橋りょう・道路補修事業および排水整備事業を計画的に進めるとともに、増加する空き家などを起因とする諸問題に対応し、良好な生活環境の保全や空き家の利活用の促進を図るため、空家等対策計画を策定いたします。また、地区コミュニティ環境施設整備事業補助金を計上し、作田納屋および粟生納屋地区の公民館の整備を助成いたします。
移住・定住の促進では、移住者の住宅購入などへの助成事業を継続するとともに、引き続き移住支援や結婚新生活支援を実施し、人口減少対策に取り組んでまいります。
自然環境を守る地域づくりでは、家庭における地球温暖化対策を図るため、住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金を増額し、脱炭素社会を推進するとともに、九十九里沖海域の洋上風力発電事業の早期実現に努めてまいります。
●生きる力と豊かな心を育むまちづくり
子どもたちの生きる力を育む取り組みとして、町の将来を担う子どもたちの教育環境の充実を図るため、学校再編に係る新校舎の具体的なイメージを明確にする基本設計を策定いたします。
次に、多様な学習機会の充実では、千葉工業大学にご協力いただき、「くじゅうくりみらいリーダー育成事業」を展開し、児童・生徒の科学的好奇心の向上に努めるほか、「東金・九十九里波乗りハーフマラソン」を継続開催し、スポーツによる交流を促進し、本町の文化や観光などの魅力を発信してまいります。
●ともに生きるつながりのまちづくり
ふるさと納税を推進するとともに、九十九里ブランドの確立に努めることで、地域産品の価値を高め、地域経済の活性化や未来へつながるまちづくりに取り組んでまいります。
また、住民と行政が力を合わせた協働のまちづくりを推進するとともに、効率的で効果的な行財政運営に基づく計画的なまちづくりを展開するため、第5次町総合計画の後期基本計画を策定いたします。
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