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【私たちがつくる21世紀の里山自然公園】佐倉里山自然公園整備基本構想を策定しました(1)

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千葉県佐倉市

市では、「人と自然が調和した安心して暮らせるまち」をまちづくり基本方針のひとつに掲げています。今回、市を代表する里山環境を保全・活用し、また、市民の皆さんや民間事業者のかたがたと共創するため、基本構想を策定しました。
市の資産である自然環境を守りながら、グリーンインフラ※1として活用し、人と自然が共生できる持続可能な環境の整備を進めます。
※1グリーンインフラ:自然環境が有する多様な機能を活用して、防災・減災や居住環境の向上など、持続可能で魅力ある地域づくりや課題解決を進める取り組み。

佐倉里山自然公園は志津・ユーカリが丘地域と臼井・千代田地域に囲まれており、その大きさは約73.8ha、東京ドーム約15個分に相当します。市の特徴である台地と谷津が一体となった地形を味わえる自然公園です。
この公園で活動されている市民団体「佐倉里山自然公園支援し隊」との協働により作成した「散策マップ」(右記)を片手に佐倉里山自然公園を訪れ、里山や谷津などの自然環境を楽しんでみませんか。

※散策マップの二次元コードは、本紙をご覧ください。
※佐倉里山自然公園MAPは、本紙をご覧ください。

■保全 豊かな自然と多様な生き物たちを未来に残せるように
この公園は市街地に囲まれながらも、谷津と斜面林が一体的となった里山環境が残されており、市民の憩いの場となっています。この自然環境や景観を保全することにより、里山や谷津の多様な生き物たちを保護し、生物多様性の保全を図ります。
また、市民の自然体験学習や環境活動実践の場としての利用を促進します。

▽畔田谷津ワークショップ
里山本来の環境を再生・維持できるよう人の手を加えることで、多様な生き物たちの生態系も取り戻しつつあります。

▽ハグロトンボ
黒い羽でひらひらと舞うように飛ぶ姿が特徴です。
水生植物が茂る緩やかな流れの川と林が隣接した場所に生息し、畔田谷津でも初夏から夏の時期にかけて、散策路などで見ることができます。

■活用 自然環境が持つ機能を有効活用
近年の災害の激甚化・頻発化に伴い、みどりの価値が見直され、自然環境が有する多様な機能をグリーンインフラとして活用することが求められています。
この公園をグリーンインフラ推進の拠点として整備し、気候変動の緩和・適応、防災・減災に貢献するだけではなく、豊かな自然環境に触れる機会を提供し、市民のウェルビーイング※2の向上を図ります。
※2ウェルビーイング:身体的・精神的・社会的に良好な状態であり、幸福であること。

▽バイオ炭づくり
竹林の保全のために間伐した竹は、バイオ炭(生物由来の有機物から作られた炭)として、農地の土壌改良などに活用されます。

※佐倉里山自然公園整備基本構想は市ホームページ(右記)からご覧いただけます。

問合せ:公園緑地課
【電話】484-0940

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