■2022年度に実施した主な事業
◆新型コロナウイルス感染症対策
◇感染症対策・医療提供体制等の確保
・希望する方が速やかに新型コロナウイルスワクチンの接種を受けられるよう、かかりつけ医などでの個別接種に加え、最大7カ所での集団接種を実施するなど接種体制を整備
・新型コロナウイルス感染症対策として、軽症者等の宿泊療養施設の確保・自宅療養支援などを行うほか、PCR検査や新型コロナウイルス感染症相談センターの運営などを継続して実施
・混雑回避と利便性向上のため、区役所窓口や動物公園にオンライン手続きを導入
◇地域経済の回復に向けた取組み
・企業の新規立地に係る補助の対象にリモートワーク導入経費を追加し、民間企業における働き方の多様化を支援
・市内飲食店や宿泊施設の需要喚起のため、市内で開催されるプロスポーツや大規模音楽イベントなどの参加者を対象に、飲食店や宿泊施設で利用できるクーポン券を販売
◆物価高騰に対する支援
◇市民・事業者への支援
・長期化する物価高騰の影響を受ける市民・事業者を支援するため、ほぼ全世帯を対象とする下水道使用料などの一部を減免
・食材料費の高騰分を保護者に転嫁することなく、これまで通りの栄養バランスや量を保った給食を提供できるよう、学校・保育施設などの給食提供を支援
・原材料費などのコスト増加の影響を受ける中小企業者に対し、事業継続のための支援金を支給
・光熱費、燃料費などの負担軽減のため、社会福祉施設、一般公衆浴場や地域公共交通事業者へ支援金を支給
・特に家計への影響が大きい低所得世帯や子育て世帯の生活を支援するため、給付金を支給
◆子育て支援・教育の充実
◇学校生活支援の充実
・保護者の負担軽減を図るため、第3子以降の学校給食費を無償化
・不登校対策を更に推進するため、教育支援センター「ライトポート」への小学生専用教室を新規開設するとともに、スクールカウンセラーの配置体制を拡充
◇学校教育の充実・質の向上
・専門性の高い指導を行う小学校の専科非常勤講師を増員
・さまざまな事情により十分な教育を受けられなかった方などを対象とした公立夜間中学「真砂中学校かがやき分校」を設置(4月開校)
◇出産・子育て支援の充実
・産後の母子のケア充実のため、日帰り型のケアを導入
◇保育・放課後児童対策の充実
・待機児童ゼロを継続するため、民間保育園の整備や幼稚園の認定こども園への移行支援などを実施
・放課後の子どもの居場所と多様な体験・活動の充実のため、子どもルームの増設およびアフタースクール実施校を拡充するとともに、土曜日の開所時間を延長
◆医療・福祉の充実
◇健康づくり・医療体制の充実
・受動喫煙および喫煙による健康被害を防止するため、禁煙外来治療費助成の対象などを拡充
・老朽化した海浜病院に代わる新病院の整備に向けて実施設計および用地取得などを実施
◇地域包括ケアシステムの構築・強化
・特別養護老人ホームなどの整備を促進するため、整備費用を助成
・高齢者人口の増加に対応するため、あんしんケアセンターの体制を拡充
◇障害のある子どもとその家族への支援
・発達障害の早期発見・療養につなげるため、療育相談所や発達障害者支援センターの支援体制を強化(心理判定員や巡回相談員を増員)
◆特性を活かすまちづくり
◇千葉駅周辺の活性化
・千葉駅東口地区および新千葉2・3地区の再開発を引き続き実施
◇幕張新都心のまちづくり
・幕張新都心の未来を見据えたまちづくりの推進のため、「幕張新都心まちづくり将来構想」を策定し、幕張豊砂駅の整備を促進(3月開業)
◇広域道路ネットワークの形成
・(仮称)検見川・真砂スマートインターチェンジの整備を推進
◆環境・自然の保全
◇地球温暖化対策
・県内初の「脱炭素先行地域」に選定されるとともに、市有施設の脱炭素化などを盛り込んだ、新たな「地球温暖化対策実行計画」を策定
・次世代自動車の購入や省エネ設備の導入に要する費用を助成
◇ごみの削減と適正処理
・将来にわたり安定したごみ処理体制を構築するため、新清掃工場の整備を推進するとともに、新たな最終処分場の候補地選定に着手
◇緑の保全と創出
・オオガハスの魅力向上のため、開花70周年記念フォーラムなどを開催
◆地域経済の活性化・農業振興
◇地域経済の新たな担い手の創出
・将来の税源の涵養に向け、企業立地を促進。企業立地促進事業計画認定件数40社(8年ぶりに過去最多を更新)
◇MICEの推進
・MICE開催形態の変化を踏まえ、現地会場とオンラインを組み合わせたハイブリット開催を引き続き支援
◇農業振興
・農業の成長産業化を支援する現場の拠点として農政センターの機能強化を図るため、リニューアルを推進
・次世代の農業の担い手を育成するため、小・中学生を対象に農業に関する講座を開催
◆安全・安心なまちづくり
◇地域防災力の向上
・九都県市合同防災訓練の中央会場として、国や防災関係機関、民間事業者や自主防災組織などと連携し、大規模かつ実践的な訓練を実施
・強風による住宅屋根の被害を防止するため、既存住宅の瓦屋根の耐風診断および耐風改修に要する費用を助成
・木造住宅の耐震性能を向上させるため、耐震診断および耐震改修に要する費用を助成
◇災害時の安全・安心の確保
・危機管理センターなどの総合防災拠点の機能を備える新庁舎を整備(1月竣工)
◇交通安全の推進
・学校・警察・道路管理者での合同点検結果に応じ、路肩のカラー化など、通学路の安全対策を実施
◆地域社会・文化・スポーツ
◇多文化共生社会の実現
・外国人市民の円滑な意思疎通や情報伝達を支援するため、新たな通訳・翻訳ボランティア体制を構築
◇生涯学習の推進
・施設の長寿命化と利便性向上を図るため、花見川図書館とこてはし台公民館の複合化を実施(4月供用開始)
◇スポーツ活動の活性化
・日本初開催となった「XGames」を誘致し、開催を支援
・老朽化した体育館や武道館などを集約し、新たに千葉公園総合体育館「YohaSアリーナ~本能に、感動を。~」を整備(4月供用開始)
そのほかの事業など決算について詳しくは、「千葉市決算」で検索
問い合わせ:財政課
【電話】245-5077【FAX】245-5535
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