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千葉開府900年への道

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千葉県千葉市

■一、開府900年に向けて
千葉市は1921年(大正10年)の市制施行により誕生しましたが、都市としての礎は、平安時代末期の1126年(大治元年)から始まったといわれています。
本市では6月1日を「千葉開府の日」と位置づけ、50年ごとに記念事業を行っています。千葉開府記念事業は、市制施行間もない1926年(大正15年)の開府800年、戦後の経済成長と人口増加の只中の1976年(昭和51年)の開府850年と、その時々の時代背景を踏まえつつ、市民がまちの歴史を振り返り未来について考える契機として重要な役割を果たしてきました。
写真は、千葉開府800年の千葉の駅前に建つアーチです。千葉市史によれば、千葉駅、本千葉駅、京成千葉駅には大アーチが立てられ、市内各所に装飾が施されたほか、講演や青年大会、小学校・中学校・師範学校の旗行列、県下庭球大会が開かれたそうです。記念事業は、歴史にちなんだものだけでなく当時の技術を紹介する各種展覧会も開かれました。
この時の記念事業は大正10年の市制施行祝典と並ぶもので、大正から昭和(戦前)期における千葉市の二大祝典であり、当時の不景気に沈滞する千葉市民に千葉市の歴史を回顧させ、市民に活気をつけるのに役立ったといわれています。
3年後の千葉開府900年に向け、歴史を振り返り、人とまちがともに輝く未来へとつなげていきます。
※写真は本紙をご覧ください

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