定期接種の期間を過ぎると費用の助成はありません
(1)日本脳炎予防接種の「特例対象者」について
日本脳炎予防接種後に副反応が出た事例があったことから、平成17年から平成21年まで、日本脳炎予防接種の積極的な案内を行いませんでした。その後、新たなワクチンが開発され、現在は日本脳炎の予防接種が受けられるようになっています。
●特例対象者
平成7年4月2日生まれから平成19年4月1日生まれで20歳未満の人今年度18歳になる人に2期の案内通知をしていますが、1期が終了していない人や、2期の接種を希望する人で予診票がない人は健康推進課へ連絡してください。予診票を送付します。
接種上限年齢が近い人は、お早めに医療機関にご相談ください。
(2)麻しん風しん混合(2期)または二種混合(ジフテリア・破傷風)を受けていない人へ
麻しん風しん混合予防接種(2期)の対象者は平成29年4月2日生まれから平成30年4月1日生まれの人になります。二種混合予防接種の対象者は平成23年4月2日生まれから平成24年4月1日生まれの人になります。
まだ接種していない人は、令和6年3月31日までに接種しましょう。
(3)風しんの抗体検査と予防接種
昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性でまだ抗体検査を受けていない人へ
クーポン券を利用して無料で抗体検査、予防接種(抗体検査の結果、風しんへの抵抗力がないと判定された人)を受けることができます。
この年代の男性は過去に公的な風しんの予防接種が行われていないため、風しんに対する抗体保有率が低く、自分が風しんにかかり、家族や周囲の人たちに広げてしまうおそれがあります。風しんへの抵抗力を確認するため抗体検査を受けましょう。
お手元にあるクーポン券は令和6年3月31日まで使用できます。紛失した人や、転入された人で未受検の人はクーポン券を再発行することができますのでご連絡ください。
(4)高齢者肺炎球菌の予防接種
肺炎球菌は気道の分泌物に含まれる細菌で、気管支炎、肺炎、敗血症など重い合併症を起こすことがあります。肺炎球菌性肺炎は成人肺炎の25~40%を占め、特に高齢者での重篤化が問題になっています。
●対象者
公費・自費を問わずに肺炎球菌の予防接種(23価)を一度も受けたことがない人で1)または2)に該当する人
1)令和5年度中に65・70・75・80・85・90・95・100歳になる人
2)接種日現在、60歳から65歳未満で心臓・じん臓・呼吸器の機能障害、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害などいずれかで1級の身体障害者手帳を所持している人高齢者肺炎球菌定期予防接種の対象者は65歳の人および(2)の人と定められています。平成26年度から令和5年度までは、特例として100歳までの5歳刻みの人を定期接種の助成対象としてきました。5年毎に補助があるわけではありません。
1)・2)に該当し、接種を希望する人で予診票が手元にない人はご連絡ください。
※対象となる人には、年度当初にご案内しています。
転入された人で該当する人は予診票を発行しますのでご連絡ください。
問合せ:健康推進課
【電話】36-1154
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