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自治体の皆さまへ

〔特集〕災害に備えよう! 今日から始める、命を守る防災(3)

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千葉県君津市

■大地震発生! そのとき、あなたはどう行動しますか?
大きな地震が発生したとき、一瞬の判断が生死を分けることもあります。いざというとき「あわてず、落ち着いて」行動するために、行動パターンを覚えておきましょう。

(1)落ち着いて、自分の身を守る
丈夫なテーブルの下や、物が落ちてこない・倒れてこない・移動してこない空間に身を寄せて、揺れが収まるまで様子を見ましょう。
○ポイント!
・揺れが激しいときは無理をせず、大きな揺れがおさまってから火の始末をする
・金属扉は揺れがおさまった後、動かなくなることがあるため、ドアや窓を開けて逃げ道を確保する

(2)周囲の安全確認をする
揺れが収まり、安全が確保できたら、近くの人同士で声を掛け合い、お互いの状況を確認しましょう。
○ポイント!
室内を移動するときは、ガラスの破片などから足を守るため靴やスリッパを履く

(3)可能な範囲で初期消火を行う
近くで出火していたら、火が小さいうちに消し止めましょう。
火の勢いが強く、天井に火が届くようなときは、無理はせず、その場から逃げましょう。

(4)近隣の住民同士で助け合う
ご近所同士で声をかけ合いましょう。近隣で火が出ていたら大声で知らせ、協力して消火活動をしましょう。
○特に…
一人暮らしの高齢者がいる家庭
要配慮者がいる家庭
には積極的に声をかけて安否確認!

(5)テレビ・ラジオなどで正しい情報を確認
被害状況を知ることで今後の動きが分かります。
○ポイント!
ラジオは停電時でも使用でき、地元向けのローカル放送ではより身近な情報を入手できます。

(6)必要に応じて避難する
地震が起こったからといって、必ずしも避難所に行く必要はありません。避難が必要な状況か、家屋の状況などを確認することが重要です。
○こんな場合は避難!
・家屋の倒壊や火災により自宅で生活できない場合
・延焼の恐れがあるなど、危険な状況の場合
・避難情報が発令されている場合など

○チェック
通電火災や避難中の空き巣被害を防止するために、避難する前に次のことを必ず確認しましょう。
・ガスの元栓を閉める
・ブレーカーを落とす
・戸締まりを確認する

■君津市防災ハンドブック
地震・風水害・火災対策に関する情報などをまとめた冊子です。ハンドブックを参考に日頃から災害に備えましょう。

■場面・状況に応じた安全行動
▼屋内にいた場合
○集合住宅
ドアや窓を開けて逃げ道を確保する。避難にエレベーターは使わない。
○エレベーターの中
地震の揺れを感知すると自動的に最寄りの階に停止するので、そこで降りる。自動で停止しない場合は、全ての階のボタンを押し、停止した階で外に出る。
○スーパーやデパート
柱や壁際に身を寄せ、手荷物で頭を守る。商品の落下やケースの転倒、ガラスの破片に要注意。
○劇場・ホール
座席の間にうずくまり、かばんや衣類で落下物から頭を守る。頭上に大きい照明などがある場合は、その場から移動する。

▼屋外にいた場合
○路上
手荷物などで頭を守り、広場などへ移動する。ガラスや看板などの落下物に注意。ブロック塀や門柱、自動販売機の転倒にも注意する。
○車の運転中
道路の左側に停止してエンジンを切る。揺れが収まるまでは車内で待機。車を置いて避難する場合は、できるだけ道路外の場所に移動する。
※やむを得ず道路上に置いて車を離れるときは、キーはつけたまま、または置いたままでロックもしない
○電車バスの中
停車の衝撃に備え、つり革や手すりにしっかりとつかまる。網棚からの荷物の落下に備え、手荷物で頭を保護する。
○海岸や崖の上
海岸にいたら、高台や近隣の高い建物、指定の避難場所へ、がけ付近にいたら崩れる危険性のある場所から逃げる。

問合せ:危機管理課
【電話】56-1290

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