町長Column-コラム-

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今年も新米が店頭に並ぶ季節がやってきました。50年以上前、中学生の私は夏休みの部活動から帰ると、両親が刈った稲を裏返しにし、早く乾くように手伝うことが日課でした。今は、大型機械を使うようになって農作業の様子も昔とは様変わりしましたが、「もう稲刈りは始まりましたか?」「日照りの影響はどうですか?」と聞かずにはいられません。
農業を取り巻く現状は厳しく、経営の安定や後継者問題など多くの課題があります。しかしながら、東京で開催された「新・農業人フェア」の多古町ブースには、39人の方が訪れ、その後行われた農業体験ツアーには、兵庫県から参加してくださった方もいらっしゃいます。多古町の農業に興味を持ち、魅力を感じている方も多くおられます。
さて、10月8日(日)の「多古米グランプリ」は、「千葉県誕生150周年記念事業」として、おにぎりの無料配布や千葉県に関する〇×クイズなどさまざまな企画も用意されています。多くの方に冷めてもおいしい自慢の多古米や、農業の魅力を感じていただきたいと思います。