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第4回大多喜町動画コンテスト 受賞者インタビュー(2)

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千葉県大多喜町

■町長賞「酒封じの神? 酒護神? 忠朝の想い」
大沼かつやさん…東京都
【URL】https://youtu.be/-83Z4IyD2m0

町長賞をいただき大変光栄です。受賞後に、私の住む武蔵小山(品川区)と大多喜町は、ムサコたけのこ祭りやマルシェで毎年交流があると聞き、ひときわ嬉しく思っています。
私は20年ほど印刷会社でデザイン・制作(DTP)に携わったのち独立し、日頃はポスター、パンフレット、POP、パッケージ、ノベルティーなどのデザインを行っています。動画に魅力を感じ制作するようになって1年くらいです。今後、動画を含めて地方創生の仕事に関わりたいと考えるなかで、大多喜町のコンテストにたどり着きました。

私はいわゆる「歴史好き」で、大多喜城は20年ほど前にも訪れています。それを忘れていて、「大多喜町ってどこだろう?」というところから今回入りましたが、「そうだそうだ、大多喜城」と思い出しました。そうすると、誰が殿様だったかな?本多忠勝だと。当然、本多忠勝からは徳川家康とか、義理の息子は真田信之だとか、広がっていきます。忠勝の次男、忠朝を調べていくと、大多喜藩主として治政や新田開発に積極的に取り組み、領内の安定と発展に大きな役割を果たしたこと。また、難破したロドリゴ一行を保護、40日間にもわたって歓待し、この縁は現在も大多喜町とスペイン及びメキシコとの国際交流の礎となったことなど、槍働きのみの武将ではない一面も見えてきました。ところが大坂の陣では酒で面目を失ったことから、関西では酒封じの神様となっております。かたや大多喜町には、江戸時代から続く酒蔵がある。ならば逆に「新しいドラマ」をここから作れないかと考えました。

お酒は今や、飲め飲めという風潮ではなく、PRも難しくなってきています。むしろ、美味しく飲む、上手に飲む神様「酒護神(しゅごしん)」として忠朝を位置づけたなら、今の時代にマッチしたPRになると考えました。暴飲して失敗を招いてしまうのではなく、お酒とうまく付き合い、将来の失敗から護ってくれる存在として忠朝の力をお借りしたいと思いました。

映像が本職の方には「テロップ」が大きすぎると言われそうで迷いましたが、私はあえて「ストーリーの追いやすさ」を優先させました。2回、3回と動画を繰り返し観ていただくと、今度はストーリー以外の映像にも気付かれることでしょう。何回も観ていただき、江戸情緒あふれる城下の映像も楽しんでいただけると嬉しいです。

インタビュー全文は、ホームページで公開中です。
【URL】https://www.town.otaki.chiba.jp/index.cfm/9,24256,93,html

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