令和5年大網白里市議会 第3回定例会 市長事務報告(2)

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■小中池公園の整備
小中池公園の再整備は、これまで3回にわたり「小中池公園再整備基本計画検討委員会」で、公園の現状や課題に関する意見交換、ゾーニング計画案等を検討しました。
今後は、地域住民の方を対象とするアンケート調査や民間活力を活かした整備の可能性調査などの方向にも範囲を広げ、地域や民間企業などと、連携・協力関係を築きながら、基本構想の実現に向けた「小中池公園再整備基本計画」の策定を進めます。

■駅周辺整備
大網駅南地区まちづくり協議会の役員で構成する「まちづくり検討会」の中で、駅周辺の現状や課題についての意見交換や他自治体の先進事例を研究し、まちづくり構想のイメージを深めました。今後は、まちづくりの技術的な支援を委託したコンサルタントとともに、協議会の意見を取りまとめ、課題解決の方策や土地利用方針などを検討し、本市の玄関口にふさわしい「大網駅南地区まちづくり構想」の策定に向け取り組みます。

■空家対策
市内に存在する空家の実態調査の結果をもとに、それぞれの空家への対応を個別に協議する「空家等対策協議会」の設置に向け準備を進めています。また、この協議会の設置・罰則規定を盛り込んだ「大網白里市空家等の適切な管理に関する条例」の素案を作成し、今月中にパブリックコメントの実施を予定しており、ご意見を伺った上で、次回の市議会第4回定例会に条例案を提出してまいります。

■下水道事業
令和4年度の下水道使用料の収入状況は、昨年4月の新料金体系移行後、令和3年同期と比較して約5,330万円の増収となるなど、順調に推移しているところです。
歳出面では、電気料金の高騰が続き依然として厳しい状況ですが、維持管理費に係る経費の削減に努めるなど、事業の健全化に取り組みます。

■大網白里市学校のあり方検討審議会
第1回目となる「大網白里市学校のあり方検討審議会」が開催され、教育委員会より学校の適正規模と各小中学校の今後のあり方について諮問をしました。また、昨年5月に定めた小・中学校再編基本方針や児童生徒数の推移・将来推計など、小中学校を取り巻く現状について説明を行い、各委員から意見をいただきました。
今後は、子どもたちにより良い教育環境を提供することを第一とした視点で、審議を深めていただきたいと考えています。

■山武郡市民体育大会
4年ぶりとなる「第74回山武郡市民体育大会」が開催され、本市代表は、計8競技9種目での優勝をはじめ、その他の各種目の活躍により、2大会続けて総合優勝の成績をおさめました。

■市制施行10周年記念事業
本年度は、市制施行10周年記念事業として産業文化祭を実施します。
「産業の部」は、農林・商工関係の各種団体や姉妹町・群馬県中之条町による地場産品等の展示販売のほか、抽選会などの催し物を用意します。「文化の部」では、公民館教室等での学習成果が多数、展示・発表される予定です。
また、国土交通省や日本下水道協会などで構成される「下水道広報プラットホーム」と連携し、10周年記念マンホールカードを製作しました。中央公民館にて希望者への配布を行っていますが、県内外の方々からも多くの問い合わせをいただくなど好評であり、当初の予定枚数2千枚に対し、さらに2千枚を追加発注しました。