文字サイズ
自治体の皆さまへ

市制施行80周年記念~北翔海莉(ほくしょうかいり)さん 特別インタビュー

23/25

千葉県松戸市

■松戸観光特命大使から見る「まつど」の魅力
Q:松戸市は今年で市制施行80周年を迎えます。北翔さんにとって、生まれ育った松戸市はどんな「まち」ですか。
A:東京のベッドタウンともいわれるように、都心へのアクセスが良いまちですね。宝塚歌劇団や舞台の仲間は都内に住んでいる人が多かったのですが、私は松戸の方が住みやすいなと思っていて、実家に帰ってきた時などは気持ちが安まるので、やっぱり松戸が「ふるさと」なんだと感じます。私が生まれ育ったのは矢切地区なのですが、畑や森林も多く、空気がおいしいところで、静かで過ごしやすいところだと思います。

Q:松戸市内でよく遊んだ場所や忘れられない思い出などはありますか。
A:「野菊の墓文学碑」は実家からも近いということもあって、あの辺りは自分の庭のようによく出歩いていた場所です。学校帰りに矢切の渡しに乗って葛飾区の柴又まで行き、草団子やところてんを食べて帰ってくるのが日課でした。子どもにしては渋いですけれど、思い出深い場所です。
また、戸定邸も忘れられない場所の一つです。周辺は戸定が丘歴史公園として整備されて緑豊かな公園となっているので、今になって訪れても、心が落ち着くとても素敵な場所です。

Q:観光特命大使としてPRしたい「まつどの魅力」を教えてください。また、今後、松戸市にはどのような「まち」になってほしいですか。
A:豊かな自然や穏やかな住宅環境はもちろん、子育て関連の手厚いサービスが充実しているので、仕事の都合で子どもを預けなければならない場合など、子育てをするのにとても良い場所だと思っています。
今でも十分だと思いますが、私自身も結婚し、子育てしながら芸能活動を続けている立場として、子育て世帯や共働きの夫婦へのサービスがもっともっと充実したら、より魅力的になると思います。遊ぶ場所もたくさん良い場所がありますし、食べ物も地元の畑で採れた野菜などを味わえるような環境なので、そういう部分はこれからも残していってほしいです。

Q:今年は北翔さんにとっても芸能生活25周年の節目の年となりますが、今後の活動のご予定や抱負などを教えてください。
A:今年は芸能生活25周年記念公演「THE北翔まつり(※)」を含む4公演を予定しています。
引退への思いがよぎったこともありましたが、「舞台に立つ姿が見たい」と言ってくれる夫やファンの言葉を背に受けて、精一杯舞台に挑みたいと思っています。
記念公演では息子が初お目見えの家族での出演となり、今のありのままの姿を皆さんにお届けできると思います。これまで培ってきたものをもう一度鍛えなおし、諦めないでチャレンジしている北翔海莉の姿を、25周年という節目の公演で見ていただきたいです。

Q:最後に、目標に向けて頑張っている子どもたちや松戸市のファンに向けて一言お願いします。
A:私自身は元々、海上自衛隊のパイロットになることが幼いころの夢だったのですが、中学生時代の恩師が宝塚の受験を勧めてくれた一言で人生が大きく変わり、さらに宝塚で出会った恩師の皆さんが今の私を作り上げてくれました。
今の子どもたちには、チャンスはいっぱい転がっているので、いろいろなことにアンテナを張って興味を持ったことに挑戦してほしい、そして人とのコミュニケーションの中で自分の未来を広げてほしいと思います。
私自身もまだまだ挑戦し続けることを忘れないで、芸能の分野で「松戸市の代表」という気持ちで頑張りたいです。また、仕事との両立で頭を悩ませている人も多いと思いますが、子どもをもつ母親として、自分の挑戦する姿を通して働きながら子育てすることの楽しさを伝えていきたいです。

※「THE北翔まつり」の詳細は、北翔海莉オフィシャルサイトをご覧ください。

■北翔海莉さんプロフィール
市立第二中学校出身
1998年…宝塚歌劇団入団
2012年12月…松戸観光特命大使就任
2015年5月…星組男役トップスターに就任
2016年11月…宝塚歌劇団退団
2018年…俳優・藤山扇治郎(ふじやませんじろう)氏と結婚
2020年…長男・美治(よしはる)さんを出産
2023年…芸能生活25周年を迎える

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU