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健康よろず版-知っておきたい認知症の基本-

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千葉県栄町

■認知症とは
「認知症」とは、様々な脳の病気により、脳の働きが悪くなり、認知機能(記憶、判断力など)が低下して、日常生活に支障をきたした状態のことです。
年をとれば誰でも、思い出したいことがすぐに思い出せなかったり、新しいことを覚えるのが困難になったりしますが、「加齢による物忘れ」と「認知症」とは違います。

■認知症予防の4つのポイント
(1)積極的に人と交流したり、趣味、社会活動に参加してみましょう
脳の血流がよくなる方法は、運動以外では誰かとコミュニケーションをとることです。できれば、直接会って話すと効果的です。相手の表情や仕草、言葉から相手が何を伝えたいかをくみ取り、相手にどのように返せばいいのかをよく考えるため、脳が活発に働きます。

(2)適度な運動をして、血流をよくしましょう
運動は脳だけでなく、全身の血流をよくしてくれます。血流がよくなることで、老廃物を流す効果が得られます。また、すでに発症した認知症の進行を抑制する効果もあります。

(3)バランスのとれた食生活をしましょう
塩分・糖分・油分を控えて高血圧症、脂質異常症、糖尿病を予防することが大切です。アルコールを毎日たくさん飲むと、アルコール性の認知症になることもあります。節度ある適度な飲酒が大切です。

(4)健診を定期的に受けて、健康管理を行いましょう
生活習慣病は、認知症の原因となる病気を引き起こす大きな要因です。高血圧症、脂質異常症、糖尿病などは、脳血管にダメージを与えてしまいます。

■認知症かな?と思ったら
認知症の早期診断・早期治療のために、自分や家族・友人などについて「認知症かな?」と思ったら、一人で悩まず相談しましょう。気軽に相談できる場所として、18日(金)に「オレンジサロンさかえ」を開催いたします。詳しくは23ページをご覧下さい。

問合せ:健康介護課地域包括支援班
【電話】33-7709

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