町制施行40周年記念式典開催

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町制施行40周年を記念し、10月9日(月)にゆうあい館で記念式典が挙行されました。
式典で永年にわたり町行政にご尽力いただいた方に対し表彰状の贈呈が行われ、また多くのご来賓の方から祝辞をいただきました。

■田中町長式辞
我が睦沢町は関係各方面の格別の御指導、御支援によりまして昭和58年4月1日に町制を施行し、ここに満40年を迎えることができました。
振り返りますと、町はこれまでライフラインをはじめとする各種生活基盤の整備や農業、商工観光、教育などの各方面にわたり、その振興に取り組んでまいりました。近年は、急激な人口減少に歯止めをかけるべく、若者定住施策にも力を入れ、一定の成果をあげております。令和元年度に健康支援型の道の駅をコンセプトにオープンした「道の駅むつざわつどいの郷」は、国土交通省から重点道の駅として選定され、施設内にはかん水を利用した温浴施設を備え、電力は地元の天然ガスを活用し、災害時においても防災拠点の役割を兼ね備えた道の駅として賑わいを呈し、「田舎だけど先進地」というフレーズのもとに県内外から多くの注目を集めております。
現代の私たちは、40年前には思いもよらなかった人口減少問題や環境問題、また、自然災害など日常生活や社会経済活動に大きな影響を与える難題を抱え、将来を予見することが難しい時代の最中におります。特に、台風などの自然災害は年々激甚化し、自治体には防災・減災対策がより一層求められております。
本町におきましても、今後の風水害等の対応に万全を期するため、町内の自主防災組織や関係機関との連携を更に深め、町民の命と財産を守ることを最優先に、取り組んでまいります。
来年度は、役場に隣接する「みどりの広場」もいよいよオープンいたします。防災機能を備えつつ、子どもから高齢者まで幅広い年齢層が集い、楽しめる空間になっております。
様々な課題の解決は、決して容易ではありませんが、40周年の節目を新たなスタートとして、第二期「睦沢町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の将来像に掲げた〔今も未来も「いろんな笑顔であふれるまち」むつざわ〕を目指して、町政を推進してまいりますので、皆様方のご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
なお、本日の式典では、それぞれの分野で町の発展に多大な貢献をされました皆様を、表彰させていただきます。表彰の栄に浴されます皆様には、心からお祝いを申し上げますと共に、感謝の意を表する次第であります。どうか今後とも健康にご留意いただき、なお一層、本町の発展にご尽力、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

■田邉議長あいさつ
町民の皆様には、平素、本町の発展と町民福祉の向上のため、ご理解とご協力をいただき、深く敬意と感謝の意を表する次第であります。
また、晴れの表彰の栄に浴されました皆様には、そのご功績に対しまして感謝申し上げますと共に、心からお祝いを申し上げます。
40周年を迎え、今日までの歩みを顧みますと、昭和・平成・令和と変わりゆく、三つの時代を重ね、むつざわのみどり豊かな自然と歴史、文化を重んじ、町民の皆さまが明るく住みやすいまちとなるよう、役場庁舎をはじめ、道路整備、農業基盤整備、教育文化施設等の生活基盤の整備が計画的に進められてきた過程には、先人の偉大さを改めて感じ、深く敬意と感謝の意を表するところであります。
現代は、加速する少子高齢化、頻発する大規模災害、デジタル社会の進展などにより、私たちの生活スタイルは大きく変化しております。
私ども町議会といたしましても、このような時代の変化、社会のニーズに対応するため、議員定数の削減、本会議のインターネット中継をはじめとした改革を行ってまいりました。
これからの睦沢町が目指すまちづくりのために、町議会は議決機関としての機能を発揮し、住民福祉の向上や町政発展について大いに議論し、町民の皆さまのご期待に応えられるよう努力してまいる所存でございます。
町制施行40周年という節目を迎えられたことに感謝し、今、私たちに出来ることは何か。今一度原点に立ち返り、考える日となればと思っております。