■子宮頸がんは
25歳から急増し、30~40歳代の女性で増加傾向にあるがんです。がんになる原因は、HPV(ヒトパピローマウイルス)で性交渉によって感染します。HPVは女性の約80%が生涯のうちに一度は感染すると言われています。HPVに感染しても、ほとんどの場合は自然に排除されますが、ごく一部のケースで数年~数十年かけて子宮頸がんを発症します。検診を受ける事で、がんになる前の段階を見つけることができます。
昨年度は606人が町の検診を受け、要精密検査となった人が数人いました。また、過去3年間で子宮がんと診断された人がいました。
■乳がんは
30歳から増加し、40~50歳代のがん死亡原因の1位です。乳がんが進行すると、リンパ節や骨、肺、肝臓などの臓器にがん細胞が転移し、命を脅かすようになります。乳がんを早期発見し、治療することで乳房を温存しながら、わずかの切除手術でがんを取り除くことも可能です。
昨年度は811人が町の検診を受け、精密検査の結果、乳がんまたは乳がんの疑いがあると診断された方がいました。
子宮がん・乳がんは、早期発見・早期治療をすることで、治る可能性が高い病気です。初期のうちは自覚症状がないことが多く、定期的に検診を受けることが大切です。また、精密検査が必要となった場合は、必ず医療機関を受診しましょう。
※年齢は令和5年4月1日現在
※子宮がん検診…今年度は日曜日に検診が受けられます!
※個別検診も実施しています。希望される方は、役場健康保険課 健康推進班までお申し込みください。
検診期間:令和6年2月29日(木)まで
負担金:各3,000円
検診場所:長生郡市内の医療機関(子宮がん5か所、乳がん6か所)
問合せ:役場健康保険課 健康推進班
【電話】44-2506
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