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自治体の皆さまへ

特集「健やかな地域を目指して50年。」(3)

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千葉県袖ケ浦市

■「袖ケ浦市母子保健・食生活改善協議会」役員の皆さんに、お話を伺いました。
◆推進員として活動してきた中で、心に残っていることはありますか?
吉田:たくさんの思い出がありますが、米粉の普及活動をしたことが楽しかったですね。市から米粉の普及活動の依頼を受け、みんなで米粉のレシピを考えては、パンやピザ、シチューを作ってみたり、時には米粉パンのレシピのためにパン教室に通ってみたり、日々いろいろなことにチャレンジしました。鋸南町との交流会を行った時には、お土産に米粉のシフォンケーキを持って行ったり、米粉を使ったパン教室を行ったりしました。また、平成26年度のアクアラインマラソンの時には、おもてなし広場で、米粉クッキーの配布もしましたね。
伊豆:推進員になってからは、活動に関係することにアンテナを張るようになりました。例えば、ショッピングモールにお子さん用の体重計が置いてあるのですが、知っている人にとっては当たり前だけれど、知らない人もいますよね。そんな子育てに関する便利な情報を、今必要としている方に伝えることができると嬉しいです。
鎌ケ迫:推進員の活動で、調理実習を行う際に、「この食材はこうやって切り込みを入れたら食べやすくなる」などの料理の知恵を、直接見て、学ぶことができました。学んだことを活かして、家族に料理を振る舞うことができたのも良かったですね。私の料理は、推進員の母たちに教えてもらいました(笑)。
栗原:推進員として活動することは、全て楽しいです。その中でも、親子教室をやる機会が多かったんですが、教室が終わった時に、参加してくれた子ども達が「おいしい」って言ってくれると、それだけで疲れが飛んでいくくらい嬉しいですし、元気がもらえますね。いつかの親子教室の時に、本物の野菜を使って、野菜の良いところを伝える人形劇をやったんですね。その人形劇を見た子どもが、お家に帰った後に、少し野菜が食べられるようになったという話を聞いた時は、私達のやっている活動は、子どもの健やかな成長のきっかけになっているんだなと感じ、推進員をやっていて良かったなと思いました。
山口:推進員としての活動はもちろんですが、推進員の仲間みんなで行った研修会や交流会が楽しかったです。コスモスの時期に、みんなでひらおかの里から農業センターまでぐるっと歩いた後に、ひらおかの里でカレーを作って食べたことはよく覚えていますね。

◆推進員の活動に興味を持っている方へ、一言いただけますか。
吉田:推進員では、ネットでは得られない知識を得ることができ、また地域の方たちとの繋がりを持つことができます。活動も、実際に入ってやってみたら、良い意味で聞いていたことと違ったよね、ということが多いです。「自分にできるかな」とか、「大丈夫かな」などと深く考えすぎずに、少しでも「ボランティアをやってみてもいいかな?」と思っているのであれば、ぜひ参加してみてほしいですね。

■推進員の活動に興味がある方へ
養成教室を開催します
期日:9月25日(月)~3月27日(水)(全6回)
場所:市役所
対象:下記のすべてを満たす方
・市内在住で、20歳以上の方(性別は問いません)
・養成教室に参加(2/3以上出席)できる方
・ボランティア活動に意欲がある方
・令和6年4月から、母子保健・食生活改善推進員として活動できる方
(任期は3年間)
参加費:無料(調理実習などは実費負担)
申込方法:申込フォーム・電話・窓口
申込期限:8月31日(木)
※詳細は、市ホームページをご確認ください。

問合せ:健康推進課
【電話】62-3162【FAX】62-3877

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