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特集「健やかな地域を目指して50年。」(2)

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千葉県袖ケ浦市

■「袖ケ浦市母子保健・食生活改善協議会」役員の皆さんに、お話を伺いました。
◆「母子保健・食生活改善協議会」の活動内容を教えてください。
吉田:母子保健・食生活改善協議会は「私達の健康は私達の手で」をスローガンに、生活習慣病予防・対策に重点を置き、時代にあった健康づくりの食育活動などを行っている、ボランティア団体です。現在は29名が市から委嘱を受け、「母子保健・食生活改善推進員」として活動しています。活動内容は、1歳6か月児健診や3歳児健診のお手伝いをする時に、幼児期の食事やおやつの取り方などのアドバイスを行っているほか、幼児期から高齢期までを対象に、ライフステージごとの健康づくりのポイントを踏まえた食生活の講話や、バランスの取れた食事メニューと減塩を意識付けるための調理実習などを行っています。また、油分や塩分量が分かるフードモデルの作成などもしており、多岐に渡った活動をしています。

◆皆さんが推進員を始めたきっかけを教えてください。
吉田:推進員になる前から、地域の調理実習などには参加していました。そんな時、当時の区長さんから「推進員をやってみないか」と声をかけいただいたことがきっかけです。自分に務まるか不安でしたが、家族が糖尿病を患っていたこともあり、「食」に対して興味があったので、引き受けることにしました。地域の人たちに少しでも貢献することができれば、と思って活動を続けています。
伊豆:私は、地区で推進員をやっていた方から声をかけていただいたことがきっかけです。以前からボランティア活動に興味があり、地域の人との繋がりがほしいなと思っていたので、引き受けることにしました。最初は不安もありましたが、先輩推進員の方が、いろいろとサポートをしてくださったので、ここまで続けることができました。
鎌ケ迫:私は自治会長からの推薦を受け、始めることになりました。二つ返事で引き受けたので、引き受けた当時は、何をやるか分かっていなかったです(笑)。
推進員になる前に受講する養成教室でようやく何をするのか学んだと同時に、自分が子育てしていた時にサポートしてくれた方々は推進員だったんだと、そこで初めて知りました。
栗原:私は仕事を辞めた時に、自分ができる範囲で何かやってみたいなと思っていました。ちょうどそのタイミングで、近所の方から推進員をやってみないかと誘われました。団体の名前に「食生活」って入っているくらいだから、料理のことかな?と気軽に始めました。そしたらいろいろとやることが多くて(笑)。でも、私達の活動を少しでも喜んでくれる方がいるなら、という気持ちで続けています。
山口:私も地域に友人を作りたいなという気軽な理由で始めました。推進員として、塩分濃度測定や、バランスのいいレシピづくりといった活動を通じて、地域のためだけでなく、自分のため、家族のためにたくさん学ばせてもらっています。

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