私は「高齢化社会を考える会長南」という町内有志の会に参加しています。先日、毎月の会合で衝撃的な数字をみました。長南町の将来の人口推計に関する数字です。
1955年2月11日に南町・西村・東村・豊榮村が合併して誕生した長南町は、来年合併70周年を迎えます。1955年の国勢調査で15,081人だった人口が、今年2024年1月1日の住民基本台帳では7,243人と半分以下に減少しています。私が衝撃を受けたのは、今後の人口推計でした。
※1955年~2020年までは国勢調査、2024年は住民基本台帳、2040年は国立社会保障・人口問題研究所の2023年の推計データです
これをグラフにしてみるとこんな感じです。
◇長南町総人口、65歳以上人口と高齢化率の推移
(表・グラフ:高齢化社会を考える会 長南 上野作成)
人口減少も衝撃的ですが、2040年の高齢化率58.7%という数字も驚きです。少子高齢化が急速に進行していく、私たちの長南町の将来についてそれぞれが自分ごととして考える必要があると思います。「高齢化社会を考える会長南」では、「超高齢化社会に対応出来る優しい社会づくり」を目指していろいろ活動しています。町民の皆様の知恵を集めて、よりより社会づくりができると最高ですね。かくいう私も2040年には77歳となり、立派な後期高齢者になっています。
これまでの認知症診療の経験を活かして、活気ある町を創るお手伝いができればと考えています。
龍もびっくり!
16年後の長南町!
墨絵アーチスト…河村英之氏画
※図は本紙をご確認ください
■上野先生から認知症について学ぶ学習会を開催します。ぜひご参加ください。
日時:2月21日(水)15時〜16時(要事前申込)
場所:保健センター
問い合わせ(申込先):福祉課包括支援センター
【電話】46-2116
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