オリジナルビールができたという情報を聞きつけ、町移住定住コーディネーターの井上源太郎さんと安島ちはるさんにお話を聞いてきました。
「来春より、クラフトビール工場『ながら木こりんブルワリー』を開業いたします。
文字通り、町で活動する木こりが、林業と町を活性化することをめざして作るビール工場です。」
「私達は、町近郊の杉林を整備し、排出した丸太で、長柄町のバス待合所や、お試し居住の施設などをセルフビルドしてきました。
そんな中で、建材にはできない木材や葉がたくさんあり、ムダにせず何か価値あるものにできないか?…というわけで、杉の枝片を燻しビールに加え、香りや味わいを楽しむ飲み方など、鋭意研究中です。」
「さらに、コースターや、カッティングボードなど、一期一会のアイテムに変身させ、排出される木材は価値のあるものなんだ、ということを提案・発信していけたら良いなと思っています。開業までは、都内クラフトビール工場で製造委託商品を試作販売していきます。
ビールづくりの研修で、我々も製造に関わったビール(ペールエール*2)です。
町内販売施設(道の駅ながら、リソルの森等)で、随時販売拡大していく予定です。
『ながら木こりんブルワリー』の立ち上げをきっかけに、今までお世話になった長柄町に恩返ししたい!
そして、町内の企業、町民の方々とコラボし”通り過ぎる町“と言われる町に足を止めてもらう一助になればと思っています。
クラウドファンディングも行っていますので、ぜひ応援よろしくお願いします!」
クラフトビール工場が完成したら、取材させていただく予定です。美味しいビールの完成が待ち遠しいですね。
*1小さな醸造所で職人がこだわりを持って作る多様で個性的なビールを「手工芸品(Craft)」に例えて呼ぶ。
*2イギリス発祥のホップやモルトの豊かな香りが特徴のビール。
問合せ:企画財政課企画広報統計係
【電話】35–2110
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