ながら町議会だより(4)

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■一般質問―議員7名が町政を問う―
一般質問全文は、町ホームぺージで公開しています。スマートフォンはこちらから。(QRコードは広報本紙に掲載)

一般質問とは、議員が町長などの執行機関に対し、事務の執行状況や将来の方針などについて所信や疑問をただすこと。報告や説明を求めることです。3月定例会では、7人の議員が町政課題への提言や質問を行いました。
ここでは、質問と答弁を要約した内容を掲載します。
なお、質問者本人の原稿をそのまま掲載しています。

○三枝新一(さえぐさしんいち)議員
1.ふるさと納税について
2.空き家バンクについて
3.キッズルームについて

○本吉敏子(もとよしとしこ)議員
1.結婚生活支援事業について
2.広報ながらについて
3.不在となった土地の相続について
4.高齢者福祉について

○柴田孝(しばたたかし)議員
1.将来のまちづくりについて
2.「株式会社ミケン」における旧水上小学校跡地の建設計画について

○鶴岡喜豊(つるおかきほう)議員
1.ながランホールの床のひび割れについて
2.町の自然環境・町の生態について

○佐久間繁英(さくましげひで)議員
1.町内における就労の提供と安定した税収の確保について
2.耕作放棄地、遊休地の活用について

○池沢俊雄(いけざわとしお)議員
1.令和5年度予算の主要施策等について

○神﨑清美(かんざききよみ)議員
1.2000年(平成12年)生まれの若者の成人式について

■三枝新一議員(一問一答方式)
1.ふるさと納税について
問：議員
2022年以前5年間の寄附金の推移を伺う。
答：町長
平成29年度5,833万円、平成30年度1,673万8千円、令和元年度1,462万6千円、令和2年度3,827万2千円、令和3年度8,051万9千円である。本町の返礼品のメインである町内4か所のゴルフ場で利用できるゴルフ場利用券の中断や再開の影響により増減が生じているが、令和2年10月の再開後は順調な伸びを見せている。
問：議員
ゴルフ場以外の寄附の返礼品を考えているか。
答：企画財政課長
体験型の返礼品、農業関係の収穫体験、お店で寄附をして、その場で買い物が出来る。先進的な事例も有るので研究を進めていく。
問：議員
返礼品の総数を伺う。
答：町長
お米や農産物が21種類、みそや飲料水等の加工品が44種類、ゴルフ場やリソルの森の利用券等の体験型が41種類、その他2種類を合わせ108のメニューを用意している。
問：議員
返礼品の人気上位5点を伺う。
答：町長
ゴルフ場利用、リソルの森利用券、道の駅ながらの野菜詰め合わせ、ジャパンフーズで製造する飲料水、イチジクの順となっている。
問：議員
寄附金の活用項目の内訳の順位を伺う。
答：町長
町長にお任せが74%、教育・文化の充実が6%、保健・福祉の充実と国際交流事業が各5%、基盤の整備と産業の振興が各4%、生活環境の整備と地域・行財政の充実が各1%である。
問：議員
今後、この制度をどのように活用していくか伺う。
答：町長
農作物の収穫体験をはじめとした新たな返礼品や、より多くの方の目に触れるようなポータルサイトの追加を念頭に置き、尽力したいと考えている。

2.空き家バンクについて
問：議員
現在、空き家バンクに登録されている件数を伺う。
答：町長
2月10日現在で述べ83件である。契約済みが68件、現在募集を行っているものが4件である。
問：議員
直近5年間のバンクの登録数と契約数を伺う。
答：町長
平成30年17件、契約数7件、令和元年22件、契約数24件、令和2年13件、契約数11件、令和3年10件、契約数15件、令和4年8件、契約数4件となっている。
問：議員
今後、増えるであろう空き家に対し、どのような施策を考えているか伺う。
答：町長
東京、神奈川、県北をはじめとする都市部からの移住希望者をターゲットとした移住・定住促進事業を引き続き推進し、そのためにもあらゆる機会を捉え、長柄町をPRしていく。また、今後は空き家バンクに登録をすると、その物件の所有者にメリットがあるような施策、例えば、バンク登録の動機づけとなる登録報奨金のような新制度を設けるなど、全国的な先進事例などを調査研究しながら、事業の充実に努める。

3.キッズルームについて
問：議員
令和4年第4回定例会に質問し、町長答弁で令和5年から新公民館で開催するとの答弁があった。年が変わり2ヶ月が経過した現在の使用状況を伺う。
答：町長
1月11日より、新公民館の和室を活用し、週2回火曜日と水曜日の午前中に行っている。現在のところ、2家族のご利用があった。まだ開始してから2ヶ月ほどなので、今後も利用状況を確認しながら、広報等で周知して、利用者を増やしたい。