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自治体の皆さまへ

ながら町議会だより(3)

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千葉県長柄町

■佐久間繁英議員(一問一答方式)
1 諸物価への対応策について
問:議員
町民の生活を守る観点から、昨年に引き続き地域応援券の発行を提案するが町の考えを伺う。

答:町長
ご提案いただいた地域応援券は、昨年11月に地方創生臨時交付金を活用し、町民1人当たり8千円分の応援券を発行したものである。
実績は、約5千万円が町内で消費され、物価高騰に伴う家計負担の緩和対策として高い効果が得られたものと評価しており、同時に、町商工業の経済的効果も得られたものと推察する。
このようなことから、今回も広く町民全体に対して支援が行き届く「地域応援券」を発行したいと考えている。ただし、1人当たりの発行金額は、その他の支援策も含め現在、検討中のため、追って皆様にお示ししたい。

問:議員
昨年度発行した地域応援券の利用率を伺う。

答:産業振興課長
商工会に対する換金率で97.13%である。

問:議員
町長の答弁で「その他の支援策」という言葉があったが、町で考えているものがあれば教えていただきたい。

答:企画財政課長
現在考えているのは、千葉県独自の取組として、小中学生と高校1年生を対象に、1人につき1万円を支給する子どもの成長応援給付金を実施されることとなっており、それに併せ、小学生未満の子供に対する支援を市町村で行い、一体的な形とすることにより支援の補完を図るということを目的として、千葉県のほうから、54市町村に対して、検討の依頼があった。
これにより町内在住の0歳から6歳を対象として、県と同じく、1人につき1万円を支給する、子どもの成長応援給付金を支給したいと考えている。また、病院等医療施設と高齢者施設及び薬局等に対して、今年度も支援金を支給する方向で、茂原市長生郡医師会に係る長生管内7市町村で現在調整中である。額は令和4年度の支給額の約半額程度とする方向で調整を図っているところである。

2 害獣対策について
問:議員
一般の民家にも、イノシシ等の害獣が侵入してきているという話を数人から伺ったが、これについて、町として害獣対策の考えを伺いたい。

答:町長
獣害対策は、地域の皆様のご協力が不可欠である。町としては、潜み場となる、やぶの刈り払いなどの集落環境の改善や、無意識の餌付け行為をしないため、生ごみ、放棄果樹や野菜などの適正処理など、地域でできる獣害対策の周知に努めるとともに、引き続き、狩猟免許受持者及び町猟友会の協力体制の下、イノシシなどの個体捕獲活動を粘り強く継続し、イノシシなどの個体数の減少に努めたい。

問:議員
イノシシ等の害獣による人的被害の報告を受けているか。

答:総務課長
今のところそのような報告は届いていない。

問:議員
人的被害がないことは幸いだが、これだけ害獣が増えてくると、田畑あるいは宅地、または道路等にも出没している中で、人的被害がいつ出るか分からないと思う。
農地は、産業振興課、宅地等は総務課の所管という管理問題等があるかとは思うが、これだけ増えた中でどうしうもないということではなくて、何かできないかというような視点に立って、害獣対策を進めていただければと思う。
私も、これを機会に、先進地の事例などを調べ、勉強をして、町に住み続けていくための問題、課題を、互いに共有しながら、今後、こういった害獣等々についての対応策を一緒にやっていければと考える。

答:産業振興課長
町としても、他の取組事例などを含め、勉強し、議員の皆様と共有を図りながら関係部署、関係機関と連携して、課題解決に取り組んでいきたい。

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