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ながら町議会だより(4)

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千葉県長柄町

■三枝新一議員(一問一答方式)
1 小学校統合について
問:議員
年々少子化が進んでいる現在、小学校に入学する児童も減少している。本町にある小学校2校の在り方が問われるときが来ていると考える。そこで3点伺う。
(1)2校の統合についての町の考え
(2)長柄町小学校の在り方検討委員会が発足し1年半が過ぎたが、検討委員会の開催回数、及び検討内容等について
(3)こども園、小学校の保護者、小学校五、六年生等々に行ったアンケート調査の集計結果について

答:町長
(1)中・長期的な児童数の減少を踏まえ、将来的に統合が一つの選択肢になり得ると考え、長柄町小学校の在り方検討委員会に検討をお願いしているところである。
今後、同委員会での検討を経た答申を受けて判断したい。
(2)これまでに2回開催し、近々3回目を予定している。検討内容は、町内小学校の現状の確認、アンケート内容の精査等である。
(3)統合については、全体で約60%が統合に賛成、約30%が分からない、約10%が統合に反対という結果が得られた。

2 人口減少問題について
問:議員
少子高齢化が叫ばれて久しく年月が経過しているが、人口減少に歯止めがかからない現在、2点伺う。
(1)今後どのような施策を考えているか伺う。
(2)本年4月現在、本町の人口が6,500人を割り、数年後6,000人割が目の前に迫っていることに対し、どのような対応を考えているか伺う。

答:町長
(1)昨年12月から、こども園と小中学校の給食費の無償化を実施し、また今年度からは新たに子育て支援金事業を開始するなど、子育て支援を拡充し、さらなる環境整備に取り組んでいる。
また進学などで一旦出ても、また戻ってきてもらえる仕組みづくりや環境づくりも重要なのではないかと考えていることから、今年度、長柄町奨学金返還支援制度を開始した。
(2)人口減少の抑制に主眼を置いた長柄町第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げた理念、目標及び80の戦略的事業を一つ一つ着実に実行し、積み上げた政策との連携を図っていくことが重要であると考えている。

3 特産品開発事業について
問:議員
令和5年度予算に、新たな特産品の開発に100万円の予算を計上している。そこで3点伺う。
(1)新たなる特産品をどのような方々と、どのような商品を考えているか伺う。
(2)いつまでに商品化するのか、スケジュールを伺う。
(3)現在の進捗状況を伺う。

答:町長
(1)昨年度に新たな特産品開発に係る研究業務として、産直太陽、太陽ファーム、パティシエール・ナオ、ふるさとネッツ、そのほか町内企業と連携し、農産物等町内産品を活用した特産品の開発を調査研究した。
考えられた特産品としては、米粉を活用した特産品。もう一つは、町内産の杉を使った工芸品である。
(2)関わっていただいた町内企業では、昨年中にシフォンケーキやクッキー、ケーキ、ガトーショコラ、ベーグル、唐揚げ弁当などを試作し、そのほとんどが商品として販売されていると聞いている。
(3)抜き出た特産品のない本町では、今行っているような取組がきっかけとなり、皆でふるさと産品をつくり上げていこうという形ができることが目標である。
これが一つできたら終わりではなく、工夫などから商品が出続けていくこと、そしてほかにも協力してくれるお店などを増やし、町中に広がる形となることが理想ではないかと考えている。

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