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令和4年度「健康とくらしの調査」集計結果(1)

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千葉県長柄町

町では、平成28年度から「健康とくらしの調査」を実施しています。この調査は、高齢者の方の健康状態や暮らしの様子を把握することで、どのような方が寝たきりや認知症になりやすいのか等を調べることが目的です。調査結果は、介護保険事業計画策定に役立つ重要な資料として活用するとともに、健康寿命の延伸、介護予防・地域づくりに活用していきます。今年度も11月~12月頃に調査票を郵送予定です。ご協力をよろしくお願いします。

令和4年度 調査実施の概要

■地域包括支援センター周知度
Q1:長柄町の地域包括支援センターを知っていますか。

「はい」43% 「いいえ」25%「わからない」22% 無回答10%
地域包括支援センターを知っていると答えた方の年齢層を見ると「70-74歳」でやや高く「いいえ」は年齢が低いほど高くなっています。

地域包括支援センターは主任介護支援専門員、社会福祉士、保健師の3職種がいて、高齢者の困りごとを一緒に考えてくれるところだよ。

地域包括支援センターの年間相談件数は徐々に増加傾向にあり、令和4年度は5年前と比較して、約2倍の1,168件になりました。
相談内容として最も多いのが、介護保険関係、次に医療問題、認知症となっています。
最近では、独居や身寄りのいない方が増えており受診同行や成年後見の相談も多くなってきています。
すぐに対応できるよう努めておりますが、何かあれば早目の相談をお願いします。

■介護サービスを利用するタイミングについて
Q2:介護サービスの利用について、どのように考えていますか。

どの年代でも「日常生活を送ることが困難になったら利用したい」が最も高く、75-79歳では半数を超えていました。介護保険の相談者は家族からが多く、利用者本人は介護サービスを利用したくないという意見が多くありました。「介護保険=使ったら負け」というイメージではなく、介護保険は介護予防を目的として利用して頂くことをおすすめします。

■介護施設や医療施設について
Q3:長柄町の介護施設や医療施設が少なく、近隣の市町村で施設利用者が多い現状です。
町内に必要だと思う施設やサービスは?(複数回答可)

回答数は上の表のとおりです。回答割合を見ると、デイサービスが57%、訪問看護ステーションが45%、特別養護老人ホームが44%という結果でした。
在宅で利用するサービスが上位を占めており、介護サービスを利用しながら在宅で過ごしたいという傾向が分かりました。

○施設・サービス内容
・デイサービス(レクリエーション、日帰りの食事や入浴)
・デイケア(理学療法士による日帰りの機能訓練型のリハビリ)
・訪問看護ステーション(看護師による健康管理や相談)
・特別養護老人ホーム(長期入所施設)
・グループホーム(認知症と診断された方が共同で生活できる住居)
・介護老人保健施設(3~6か月程度の入所型リハビリ施設)

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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