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【健康だいいち】保健師だより あなたの血糖値は大丈夫ですか

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千葉県長生村

特定健康診査や人間ドック等の血液検査では、血糖値に関する指標としてヘモグロビンエーワンシー(以下「HbA1c」とする)を測定しています。

■HbA1cとは
血液中のブドウ糖と赤血球に含まれるヘモグロビンがくっついた状態のもので、血糖値が高いほどヘモグロビンとくっつくブドウ糖の量が多くなり、HbA1cも高くなります。HbA1cは血液検査をする1~2ヵ月前の血糖の平均的な状態を反映しているため、数値が高い場合は平均的な血糖値が高いことを表しています。

特定健康診査のHbA1c判定基準は、保健指導5.6%以上、受診勧奨6.5%以上です。令和3年度に実施された特定健康診査の結果におけるHbA1cの結果はグラフのとおりです。
受診者のうち4人に3人はHbA1cが保健指導の基準を超えています。

▽令和3年度特定健康診査におけるHbA1cの結果

■HbA1cを維持、改善するために
▽運動
今より10分多くからだを動かしましょう。少しの身体活動でも何もしないよりは効果があります。
より効果を高めるためには、30分以上の運動を週2日以上行いましょう。

▽食事
血糖値の上昇を穏やかにするために、食べる順番や量、食べ方を工夫しましょう。
(1)野菜などの副菜から食べはじめ、肉・魚などの主菜、ごはんやパンなどの主食の順に食べる。
(2)食べ過ぎない。
(3)1日3食をよくかんで食べる。

▽睡眠
ストレスをため込まないよう、質の良い睡眠をとりましょう。

血糖値の高い状態が続いていると、全身の血管を傷つけ気づかないうちに様々な病気を引き起こします。定期的に健診を受けることで、自分の血糖値や合併症のリスクの状況などを確認できます。年に1回は健診を受診して、経年変化をみていきましょう。

担当:太田

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