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温水プール・老人福祉センター 来年3月末で廃止へ

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千葉県館山市

市内にある135の公共施設のうち、築年数が30年以上経過している施設は89施設あり、「公共施設等総合管理計画及び個別施設計画」に基づいて、施設総量の適正化を図り、更新費用や維持管理経費の縮小を行っていく必要があります。
今回は、市営プール2か所と、老人福祉センター2か所について方向性をお知らせします。

◆1.市営プール(温水プール・50mプール)
市営プールは、温水プールと50mプールの2か所があり、いずれも開設から50年以上経過しています。特に、温水プールはこれまでに何度も修繕や改修工事を行ってきましたが、利用者の安全を確保しながら運営を続けることが難しい状況となっています。
温水プールを新たに建設・維持管理するには多額の費用がかかり、人口減少と少子高齢化の進展に伴う厳しい財政状況が予測されるため、8月に実施する市民アンケート等を通して、温水プール設置の可能性等を慎重に検討します。

▽市営プールの方向性
・温水プールは経年劣化による老朽化が著しく、施設の管理が難しくなってきているため、現在の指定管理期間が満了となる今年度末(令和6年3月31日)で廃止する。
・財政状況や学校の統廃合、利用者ニーズ、民間活力の活用などを勘案した中で、学校プールや社会体育施設等との集約化を含めた通年利用できるユニバーサルデザインの温水プール設置の可能性について検討する。
・50mプールは、将来的に、一般利用を条件に民間譲渡を検討する。

問合せ:スポーツ課
【電話】22-3696

◆2.老人福祉センター(湊・出野尾)
湊のセンターは築52年、出野尾のセンターは築38年が経過し、屋根や外壁、設備の老朽化が著しく、安全な運営のためには改修が必要です。
湊のセンターは、温水プールの廃止に伴い、浴室用の給湯器設置などに2,000万円以上の費用がかかる見込みです。また、外壁の改修などに数千万円単位の費用がかかると試算されます。
出野尾のセンターは、令和元年房総半島台風で屋根が被災し、修理を繰り返し実施してきましたが雨漏りが収まらず、屋根の確実な修理には約500万円の費用がかかる見込みです。

▽老人福祉センターの方向性
老人福祉センター2か所(湊・出野尾)は、利用者が減少し、需要が低下していることから、現在の指定管理期間が満了となる今年度末(令和6年3月31日)で廃止する。

問合せ:高齢者福祉課
【電話】22-3487

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