香取市幼保一元化施設整備計画～佐原グレイスこども園新園舎が完成しました

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佐原グレイスこども園は、香取市で平成27年3月に策定した「香取市幼保一元化施設整備計画」に基づき、佐原地区の公立保育所(佐原保育所、香取保育所)と公立幼稚園(佐原幼稚園、津宮幼稚園)の4施設を統廃合し、令和5年4月1日に民営の認定こども園として開園しました。当認定こども園の運営や園舎の建設については、令和3年3月の公募型プロポーザルで選定された社会福祉法人佐原めぐみ会が行っています。
新園舎は、市が無償貸与した牧野地先の土地に、運営法人が令和5年4月1日の開園に向けて建設準備を進めていましたが、建築資材の高騰による建設費の増加により、工事開始時期が遅れました。そのため、旧佐原保育所、旧香取保育所を仮園舎とし、9月30日に竣工、10月30日に新園舎にて教育・保育を開始しました。

■園舎概要
敷地面積：8,547.77平方メートル
構造規模：鉄骨造2階建て
延床面積：1,609.57平方メートル
園庭面積：3,985.94平方メートル

■新園舎に込められた願い
佐原の地で育つ子どもたちへ、これまで継承されてきた文化や歴史を伝えられる場所にし、地域への愛着を育みたい。そして子どもたちだけでなく、職員や保護者、地域の人を巻き込み、人と人とをつなげる場所を作りたい。そんな思いから、たくさんの人が集まるダイニングや遊戯室などに、地域に馴染みのある材料を用いて、充実した活動空間を創り出しました。子どもたちを真ん中に、地域にさらに強いつながりが生まれ、より盛り上がっていくことを願っています。

■園長
但馬　秀典(たじまひでのり)さん

当園のコンセプトは、子どもたちが「遊びこむ」環境をつくることです。これはオランダの教育方針を基にしており、遊ぶ場と生活や食事の場を分けることで、より遊びに集中でき、途中で片付ける必要のない環境をつくることができます。子ども達だけでなく保護者の皆さんや職員、みんなで笑顔になれる園にしていきたいです。

問合せ：子育て支援課
【電話】79-6158