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〈9月1日は防災の日〉房総半島台風から4年 日ごろから対策の確認を(1)

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千葉県鴨川市

市内に甚大な被害をもたらした「令和元年房総半島台風」から4年。災害直後には多くの方がこの災害を教訓にさまざまな対策を取られたと思います。台風シーズンが今年も近づいています。また9月1日は「防災の日」です。今年は、1923年に発生した関東大震災から100年に当たる年です。過去の大災害を振り返り、未来へ語り継ぐ重要な年でもあります。時間の経過に伴い災害への意識が低下することがないよう、この機会に今一度、必要な対策を確認してください。

■自らの命は自ら守ろう
災害による被害をできるだけ少なくするためには、一人ひとりが自ら取り組む「自助」、地域や身近にいる人同士が助け合って取り組む「共助」、国や地方公共団体などが取り組む「公助」が重要です。
その中でも基本となるのは「自助」。一人ひとりが自分の身の安全を守り、災害に備えることが大切です。
これから台風などの集中豪雨による河川の急な氾濫や土砂災害発生の危険性が高まります。洪水や土砂災害に備え、災害の危険が迫った際に正しい避難行動を行えるよう事前に準備しておきましょう。
防災対策には「十分」「絶対大丈夫」ということはありません。一人ひとりが自分の周りにどのような災害の危険が及ぶのかを考え、被害をできるだけ少なくするために必要な対策を講じましょう。

■防災マップ(ウェブ版)で 危険箇所や避難施設を確認
パソコンやスマートフォン、タブレット端末から市ホームページに掲載している「鴨川市防災マップ(ウェブ版)」にアクセスしていただくと、危険区域や避難施設の場所などを住宅地図や航空写真で確認することができます。

■高齢者等避難などが発令されたら 危険な場所から迷わず避難を
市では、防災行政無線や防災ラジオ、安全・安心メールなどを使って防災情報を発信しています。「高齢者等避難」や「避難指示」が発令された場合は直ちに避難行動を開始しましょう。
ただし、自宅の安全が確保されている場合は、必ずしも避難所に避難する必要はありません。「在宅避難」や安全な親戚・知人宅に避難することも検討してください。

■防災行政無線の内容が聞きづらい方は…
○メール配信サービスに登録
火災や災害などの防災情報は、携帯電話やスマートフォンで受信することができます。下記の2つのサービスをご登録ください。
なお、迷惑メールなどの設定によっては、メールが届かない場合がありますので、下記のメールアドレスを受信できるよう、各自で設定してください。

(1)消防車出動情報や火災などの情報(ちば消防共同指令センター)
QRコード(※)を読み取るか、「awa-fire@entry-f.mail-dpt.jp」に空メールを送信・登録

(2)火災以外の災害や避難などの情報(鴨川市安全・安心メール)
QRコード(※)を読み取るか、「t-kamogawa@sg-m.jp」に空メールを送信・登録

(※)本紙またはPDF版をご参照ください

○防災ラジオを有償で貸与
市では「デジタル式防災ラジオ」を有償(3000円)で貸与しています。通常時からラジオとして利用できるほか、防災行政無線や安全・安心メールでお知らせしている内容を聞くことができます。防災行政無線の内容が聞きづらいという方は、このラジオをご利用ください。
希望者は、印鑑持参の上、市役所4階の危機管理課【電話】7093-7833 または天津小湊支所、各出張所で手続きしてください。
※1世帯1台の貸与です。2台目の申請は行えませんので、ご注意ください。

◆関東大震災から100年
1923年(大正12年)9月1日午前11時58分、相模湾北西部を震源とするマグニチュード7・9と推定される巨大地震が発生しました。
この「関東大震災」により、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県で震度6を観測するなど10万棟を超える家屋が全壊しました。また発生が昼食の時間と重なったことから、火災が広範囲に広がりました。
今年2023年は、関東大震災から100年の節目に当たります。過去の大災害を振り返り、未来へ語り継ぐ重要な年です。内閣府では特設ページを開設し、関連資料や報告書などを掲載しています。この機会に関東大震災を学び、将来発生が懸念されている南海トラフ巨大地震などに備えましょう。

問い合わせ:危機管理課
【電話】7093-7833

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