■ワンチームで
印南町長 日裏勝己(ひうらかつみ)
新年度がスタートしてはや1か月が経ちました。
3月31日で任期を迎えた脇谷宗男副町長には、引き続き2期目も副町長として勤めていただきます。大変心強く感謝しているところであり、共に力を合わせ住民のため、印南町のために精一杯頑張ってまいります。皆さまよろしくお願い申し上げます。
4月1日は新規採用職員7名を含め、総勢34名の職員に辞令交付をいたしました。それぞれの部署で決意も新たに、大いに力を発揮していただけるものと思っていますが、私自身も4期目の出発の年であり、身の引き締まる思いであります。
一方、3月末には町政の発展に、永年ご尽力いただいたベテラン職員1名と、新たな道へと早期退職を選択された3名の合わせて4名が退職されました。退職された皆さまに、改めて、感謝を申し上げます。
現在の役場職員数は88名で、うち4名は62歳以上の再任用職員、また育児休業中は5名で他の機関に出向中が1名となっています。再任用職員を除いた84名の平均年齢が34.2歳となっており、町職員としての平均経験年数は11.2年と非常に若い組織となっています。柔軟な考えや、新しい取り組みに期待を寄せているところでありますが、その分、各課を超えた連携が必要で、正にワンチームとなって取り組む必要があります。私も職員を信じ、心ひとつで「一歩・二歩・その先を見据えた希望あふれるまち」の実現に取り組んでまいる所存であります。
前年度から引き続き行っている大きな事業として、中学校統合事業があります。造成工事は順調に進められており、私も前の道路を通るたび実感しています。皆さまも機会があれば是非一度見ていただければと思います。
切目橋につきましても下部工事は予定通り進められており、上部工事(橋げた)に間もなく取りかかることになっています。新年のご挨拶の中で少し触れさせていただきましたが、流下断面積の確保と、道路の高さから橋げたの厚さに制約がかかり、橋げたを薄くする必要があります。そのようなことから特殊な工法となり、工場での制作に約1年かかることとなります。また、渇水期に合わせた施工も必要で、知恵を絞り計画的に進めてまいります。
ビッグプロジェクトである中学校統合事業、切目橋架け替え事業などにつきましては、工事中は何かと皆さま方にご迷惑をおかけしていますが、ご理解・ご協力いただけますようよろしくお願い申し上げます。
通勤路の深山峠に咲いたソメイヨシノも、雨と風によりあっけなく散ってしまいました。潔さにも思いを寄せますが、もう少し楽しませてもらいたかったのに!
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