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地域おこし協力隊通信Vol.1

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和歌山県御坊市

■御坊市初の「地域おこし協力隊」が着任しました
令和5年度より、地域おこし協力隊として渋谷茉央(しぶたにまお)さん(22)が着任されました。
渋谷さんは商工振興課観光係に配属され、観光振興や観光資源の発掘、整理、発信などの活動に取り組んでいただきます。

▽志望動機について–
令和5年3月に大阪から移住してまいりました、渋谷茉央と申します。4月から御坊市の観光振興・資源の発掘など観光PRを目的に、地域おこし協力隊として活動しています。
この春まで京都芸術大学のアートプロデュース学科に通い、アート作品と鑑賞者の間に「コト」を生み出すしかけづくりを学んできました。展覧会やアートプロジェクトの企画と運営、SNSを活用した広報活動を経験し、就職活動でもそのような経験と特技を生かすことができる環境を求めるようになりました。バリバリ働き、かっこいい仕事がしたい!とおもいを寄せる一方で、限られた収入と時間で、無理をしてでも都会で暮らしていくことが当たり前になっている周囲の空気に疑問を持つようになりました。
そんなときに出会ったのが(移住スカウトサービス SMOUT)、そして和歌山県の御坊市です。御坊市との出会いのきっかけは「アウトドアやSNS配信が好きな方募集!」という要項に惹かれたことでした。自分の特技と経験は、地方にこそ需要が眠っていること、そして他人事のようだった自然が身近にある暮らしを自分もできるということを嬉しく感じ、御坊市地域おこし協力隊に応募しました。

活動を始めて感じたこと–
しかし、着任してからはや2か月。少しずつ現場や地域の方たちと接点が増えていく中で、自分が「何かをしてあげる立場」ではないことに気づきました。地域の方々とのお話には、本を読んだだけでは分からないリアリティがありました。ここは他でもない「御坊」というたった一つの地域であることを、地域の方たちを通して痛感しました。
地域の特性も、地域おこし協力隊という働き方も、まだまだ分からないことだらけではありますが、知ったかぶりをせずにガンガン「聞いて」「見て」「食べて」「考えて」「楽しんで」、この御坊市を愛したいです。そして、ゆくゆくは外から消費するだけでは終わらない、一緒にクリエイトしていくような「あたらしい観光」を築きたいと思います。
これからどうぞよろしくお願いします!

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