4月の統一地方選挙において高野町では町議会議員選挙が執行され、今回より定数1名減少により9名の新たな議員が誕生しました。おめでとうございます。これからも議会と共に諸課題に取り組んでまいりたいと思います。
さて、第4次高野町長期総合計画のなかで掲げる外国語教育の先進的な取り組みとして、小中学校で展開している「英語教育推進事業」を開始してから約1年半が経ちました。最初は学校の先生も子ども達も、何が始まる事かと不安いっぱいのスタートだったかと思います。小学校低学年では、英語の絵本の読み聞かせで発音を聞きながら英語に親しみ、中学年は、フォニックス(統合型)を教材にして発音を聞けば単語を綴り、単語を見ると発音が出来ることを目標にしています。また高学年では、英語を使った活動(言葉のやり取り)を重点に学んでいます。子ども達からは「英語が楽しい」、「早く使えるようになりたい」と言う声が聞かれ、それを励みに先生方も和歌山では数少ないPDCA型研修を毎月行い、指導力向上に努めてくれています。今年度からは、日本ではよく知られている実用英語検定(英検)に加え、会話テストも含む世界標準のケンブリッジ検定を導入しようと思っています。これからも子ども達が楽しく学び、海外から高野町に来てくれた外国の方々から海外の様子を聞き、また高野町のことを伝えてくれたら素敵だなと思っています。小中が連携した英語教育の仕組みを構築するには少々時間がかかると思いますが、じっくり進めてまいりたいと思います。また平成18年以降空席だった公民館長を配置しました。来年竣工予定の「学びの交流拠点」での町民の交流や社会教育、文化スポーツ活動などの公民館活動が活発に行われるよう取り組んで参りたいと思います。
今月15日は「青葉まつり」です。町民挙ってお大師様の御誕生をお祝いしましょう。私はいつものように大師音頭から参加したいと思います。
結びに、そろそろ梅雨の季節に入ります。最近は雨量も極端に増えることも多くありますので、十分備えるようにお願いいたします。引き続き「うがい、手洗い、換気など」を心がけご自愛ください。
高野町長 平野 嘉也
<この記事についてアンケートにご協力ください。>